平屋人気は、依然として衰えるところを知りません。

平屋といえば、家事効率のよさやバリアフリー性、家族の距離が近くコミュニケーションをとりやすいことなどが魅力として挙げられますが、間取りや機能性だけでなく、そのスタイリッシュな外観も人気の理由ではないでしょうか。

とくに福井県は土地が広いですから。広い土地には、やっぱり平屋が映えますね。

だからといって、平屋の家は誰にでもかっこよくデザインできるものではありません。

ただ当たり前にデザインしただけでは、一昔前の公民館のような冴えない見た目になってしまうことも。

なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか？

冴えない平屋になってしまう原因として、“建物の高さ”と“屋根の形状”に難があると考えられます。

たとえば、四角い箱の上に6寸勾配の切妻屋根をポンッとのせたような素朴な外観では、どうしても公民館のような風貌になってしまいますよね。

おしゃれな平屋のポイントは、できるだけ高さを抑えて重心を低く見せること。

間口の広さと高さのバランスも大切です。

さらに、屋根を片流れや差し掛け（段差を設けた屋根）にしてみたり、複数の屋根形状を組み合わせてみたりして、デザインに変化をつけてあげるといいですね。

切妻屋根でも、妻側ではなく平側（軒の方）を正面にもってくることで水平ラインが際立ち、上品な外観に見せることができますよ。

また、平屋は2階建てに比べて高さがない分、周囲の景観に調和しやすいのもよいところ。庭の植栽や公園の景色、背後にそびえる山の稜線など、自然との一体感をよりリアルに感じられます。

プランニングの自由度が高いのも、平屋の特長のひとつです。

その自由度を活かして、ありきたりではない個性的な平屋をデザインしてみましょう。

普通の平屋ではもの足りない、唯一無二の平屋に住んでみたいという方は、永森建設におまかせください。