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2023.05.22
住まいづくりコラム
生活動線を考える上での動線の種類と導入すべき間取りについてご紹介します!
皆さんこんにちは、永森建設です。
家事や朝の準備を効率よく行うことで余裕のある生活を送るためには、生活動線を意識した家づくりが重要です。
今回は、生活動線を考えるために必要である、より具体的な動線の種類や、家事動線を良くするための間取り実例をご紹介します。
□生活動線を考えるために必要な4つの動線
起床してから就寝するまで、家の中における移動の流れを線で表した生活動線を考えるためには、以下の4つの動線を意識する必要があります。
1つ目は、通勤動線です。
通勤動線とは、起床してから職場や学校へ出発するまでの生活動線のことです。
通勤動線を改善することで、ストレスなくスムーズに準備を進めたり、職場や学校で必要なものを忘れにくくなります。
2つ目は、家事動線です。
家事動線とは、洗濯や掃除などの家事に関する動線のことです。
洗濯や炊事であれば家の外も含めて考えると、家事がしやすくなります。
掃除を円滑に行うためには、家の中を引き返すことなく作業できるように設計することをおすすめします。
3つ目は、来客動線です。
来客動線とは、来客に関する動線のことで、玄関から客間への経路や、客間からトイレへの経路などを考える必要があります。
生活動線や衛生動線と重複しないように注意しましょう。
4つ目は、衛生動線です。
衛生動線とは、トイレや浴室などの衛生に関する生活動線のことです。
音やにおい、夜間の利用などを考慮しながら、利用のしやすさとプライバシーの確保の両立を目指しましょう。
□家事動線をよくするための間取り実例
*室内の物干しスペース
洗うところからしまうところまでを効率的に行うためには、洗面所や衣類の収納場所の隣に物干しスペースを設けることがおすすめです。
また、サンルームやランドリールームを設置することによっても、家事の効率上昇が期待できます。
*脱衣所と洗面所を分けて設置
脱衣所と洗面所、洗濯機を1部屋にまとめることが多い一方で、その役割を考えると、必ずしも1部屋にまとめる必要はないと言えるでしょう。
朝に混雑してしまうことや、家族の入浴の際に洗面所が使えなくなることも多々あるので、一緒にはせずに、部屋を近くに配置することをおすすめします。
□まとめ
生活動線を考え、改善するためには、通勤動線や家事動線、来客動線、衛生動線の4つの動線を意識する必要があります。
例えば家事動線を意識する場合は、室内に物干しスペースを設置したり、脱衣所と洗面所を分けて設置したりすることなどに注意して設計することがおすすめです。
当社は生活動線について女性設計スタッフの目線からご提案しますので、ぜひご相談ください。
お電話でのお問合せ:0776-52-0007
メールでのお問合せ:info-nagamori@eshin-group.co.jp
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