皆さんこんにちは、永森建設です。
”コの字型”間取りは、中庭の存在によって日当たりや開放感アップ、家族とのコミュニケーション機会も増えるなどのメリットがある一方で、費用面や動線に関するデメリットも存在します。
しかしきちんとデメリットを解決できれば、普段の生活の快適性を上げるだけでなく、美しさもアップできます。
今回はそんなコの字型間取りのメリットとデメリットをご紹介します。

□コの字型間取りのメリットとデメリットとは？

＊コの字型間取りのメリット

1.　日当たり・風通しが良い

コの字型間取りの場合、周囲に建物があっても日当たりや風通しが良くなる傾向にあります。
中庭からコの字部分を通して日差しや風が入り込むので、全体の採光性・通風性アップに繋がるのです。

2.　外からの視線が気になりにくい

コの字型間取りの庭は三方向を壁に囲まれており、一方向のみが外部と繋がっている構造です。
そのため外部と繋がっている方のみを、塀やフェンスなどで視線対策するだけで良いのです。
三方向が囲まれているとは言いつつも、きちんと開放感や採光性は高いので問題ありません。

＊コの字型間取りのデメリット

1.　コストが高くなってしまう

一般的な構造の住宅に比べ、コの字型間取りは形状が複雑なため建築コストが高くなる傾向にあります。
また、中庭の設置に伴う費用もかかるので、全体として多めに予算を取っておかなければなりません。

2.　動線が悪くなる場合がある

中心に中庭をもってくることで、生活動線と家事動線が複雑になってしまう場合があるので気を付けましょう。

□まとめ

コの字型間取りは採光性や通風性、開放感が高いことから、快適性の良さは抜群です。
また、外の視線も気になりにくい中庭もあるので、家族や友人とのバーベキューやお茶などにも利用できます。
ただしコスト面や動線を意識することも忘れずに行いましょう。

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