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2023.03.20
住まいづくりコラム
住宅ローンの金利は今後どうなる?種類も併せてご紹介します!
皆さんこんにちは、永森建設です。
マイホームを持つ方のほとんどは住宅ローンを組むと思いますが、住宅ローンについてくる金利についても考える必要があります。
金利には3種類存在し、それぞれ特徴を踏まえた上で選ぶ必要があります。
また、近年の物価高騰の波が来ており、それに伴う金利上昇の心配をしている方もいらっしゃると思います。
今回は金利に焦点を当ててご紹介します。
□金利にはどんな種類がある?
金利には全期間固定金利型、固定金利期間選択型、変動金利型の3種類あります。
*全期間固定金利型
これはローンを借り入れた際の金利が返済完了するまで変わらず維持されるタイプのものです。
金利がずっと変わらないため、ローン借入後に市場の金利が上がったとしても、借り手側の金利が上がることはありません。
ただし、逆もまた然り、市場の金利が下がったとしても借り手側の金利は変動しません。
これによって返済額を計算しやすいという恩恵を受けられるので、将来の返済計画を立てやすくなります。
*固定金利期間選択型
これは借り入れてからの数年間は金利が固定され、過ぎると変動金利に移行するというタイプです。
固定金利期間の間は返済額が固定になるので、最初は余裕を持って返済計画を立てられます。
また、固定期間が過ぎてから市場金利が下がれば、返済額が減ることもあります。
ただ、やはり借入時点での返済計画は立てづらく、金利上昇に伴う返済額アップを考慮する必要があるでしょう。
*変動金利型
これは借入時点から市場金利に合わせて金利が変わるタイプです。
金利が下がれば返済額が減少、上がれば返済額上昇と、もろに市場金利の影響を受けることになります。
□住宅ローンの金利は今後どう変わる?
結論から言うと、金利が上がる可能性が高いです。
みなさまもご存知の通り、コロナウイルスが世界に猛威をふるった影響により、世界経済は悪化の一途をたどっています。
特に物価上昇によるインフレが目まぐるしく進んでおり、これを止めるためにアメリカやヨーロッパなどの大国をはじめとして利上げが行われているのです。
日本も同様で、金融緩和政策を継続しつつ、長期金利における変動許容幅を0.25パーセントから0.5パーセントへ上げることが日銀金融政策決定会合で発表されました。(2022年12月時点)
今後の日本における住宅ローンの市場金利にも大きく関わってくるでしょう。
□まとめ
現在の物価高騰の影響を受け、住宅ローンが上昇することが予想されます。
もちろんすぐ金利が上がることは無いでしょうが、いつかくる金利上昇のことを鑑みておく必要があります。
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