皆さんこんにちは、永森建設です。
家づくりをしている方の中には、空調設備について気になる方も多いのではないでしょうか。
空調設備によって家での生活の快適さが大きく変わるため、どの設備を取り入れるかは慎重に検討する必要があります。
今回は全館空調について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

□全館空調のメリットとは？

1つ目のメリットは、家全体が快適な温度になることです。
家全体を一定の温度に調整できることは、全館空調の最大の魅力です。
一般的なエアコンの場合は、大きな部屋や吹き抜けがあると場所により温度のムラが生じることがあります。

つまり、場所によって寒かったり暑かったりすることがあるということです。
しかし、全館空調であれば家全体を一定の温度に保てるため、1年を通して快適に生活できるでしょう。

2つ目は、冷暖房機器を少なくできることです。
全館空調があることにより、室内の冷暖房機器の露出が減るため、インテリアをスッキリ見せられます。
そのため、デザイン性の高い家に住みたいとお考えの方にぴったりです。

3つ目は、空気を綺麗に保てることです。
天井からの吹き出し型の場合は、室内の空気を換気するシステムが取り入れられていることがほとんどです。
その結果多くのほこりを除去できるため、全館空調は健康面においても魅力的です。

□全館空調の注意点について

上記のように魅力の多い全館空調ですが、実際に取り入れる際には以下の注意点を意識する必要があります。

＊断熱性能と気密性能が必要

全館空調は基本的に、断熱性能と気密性能が高くなければうまく機能しません。
これは、室内の空気を均質にしようとしても、隙間があるとそこから外気が出たり入ったりしてしまうことが原因です。
そのため全館空調を取り入れる際には、高気密高断熱にするようにしましょう。

＊将来的な機器の取り換えを考慮する

全館空調は通常のエアコンに比べて複雑なシステムが必要になるため、取り付ける際には比較的高いコストがかかります。
また、設備機器は15年程度で更新や取り換えを行うことが一般的です。
そのため、メンテナンス時にどの程度のコストがかかるか事前に確認しておくことが大切です。

□まとめ

今回の記事では、全館空調のメリットや注意点について解説しました。
家での快適な生活を実現できる全館空調は魅力的ですが、取り入れる際には注意点があることも忘れてはいけません。
注意点をきちんと把握した上で、興味を持たれた方は、是非当社にご相談下さい！

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