皆さんこんにちは、永森建設です。
最近流行りの「zeh住宅」をご存知でしょうか。
zeh住宅の大きな特徴は、省エネかつエネルギーを創り出せるシステムを兼ね備えていることです。
そんなzeh住宅に吹き抜けを導入することで、様々なメリットがあるのと同時に考慮していくべき点があります。
今回はこれらに焦点を当てて、ご紹介していきます。

□吹き抜けを導入するメリットとは？

まずは吹き抜け自体のメリットについて見ていきましょう。

1.　採光性が上がる
吹き抜けによって、家の隅々まで日光を取り入れられます。
それによって日当たりが悪くなることを避け、雰囲気アップにも繋がるのです。

2.　風通しが良くなる
吹き抜けは基本的に窓が高い位置にあるのと、普段使う窓が低い位置にあるためそこで空気の流れが完成し、上下の風通しが良くなります。
これにより吹き抜け上部だけ空気が溜まることも無いので、家全体の空気循環を良くできるのです。

3.　開放感を得られる
上下に対して開放感が得られ、家全体に広々とした開放感をもたらします。
家に閉塞感があると、落ち着かなかったり狭く感じたりして心理的な快適性が落ちてしまいますが、吹き抜けのもたらす開放感によって解決できます。

□吹き抜けとzeh住宅の相性は良い？

結論から言うと、吹き抜けとzeh住宅の相性は非常に良いと言えます。
吹き抜けは、高気密高断熱住宅においてより真価を発揮するからです。

＊吹き抜けとzeh住宅の相性が良い理由

zeh住宅の特徴の一つに、断熱性・気密性の高さがあります。
断熱性は家の内外からの熱の出入りをどれくらい抑えてくれているか、気密性は家全体がどれくらい密閉されているかを指しています。

高気密高断熱住宅の場合、例えば夏や冬における冷暖房効率が上がり、家全体の室温を一定にキープしてくれます。
ちなみに断熱性・気密性が低い場合は、冷暖房で冷やしたり暖めたりした空気が外に漏れたり、外気の温度の影響を直接受けてしまうため、冷暖房をより稼働させる必要があります。

吹き抜けは上に対して大きなスペースを持つので、上下での温度差がネックになってきます。
暖かい空気は上に行く性質があるので、吹き抜けがあればかなり上の方まで暖気が上っていくのです。

ここでzeh住宅の性質である高気密高断熱がポイントになるのですが、家全体の室温を一定に保つ特徴があるため、上記のような上下での温度差は少なくなるのです。
そのため吹き抜けのメリットを存分に取り入れつつ、上下での温度差を最小限に抑えて快適性も保証してくれる組み合わせだということが分かりますね。

□まとめ

吹き抜けは、日当たりの良さや開放感アップなどのメリットがあり、その真価を発揮するzeh住宅との相性もバッチリです。
高気密高断熱であるがゆえ、吹き抜け上部と居住部での温度差が少なく快適に過ごせるためです。
もし家に吹き抜けを導入したいとお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

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