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2022.12.27
住まいづくりコラム
断熱性・気密性の高い家に住むメリットとは?2つの関係性についてもご紹介します!
皆さんこんにちは、永森建設です。
快適な生活を送るために、家の断熱性・気密性の高さは大切な要素となります。
特に夏・冬は、気温の影響で、室温の変化が激しくなる傾向にあり、これを最小限に抑えるために必要なのが、断熱性・気密性の高さです。
今回は、断熱性・気密性の高い家に住むことのメリットについてご紹介します。
□断熱性・気密性の高い家に住むメリットとは?
メリットは「室温が変わりにくい」、「冷暖房効率が良くなる」、「ヒートショック防止」の3つあるので、それぞれ見ていきましょう。
1. 室温が変わりにくい
正確には、外気の影響によって室温が変わりにくいということです。
例えば夏の暑い日にクーラーが効かなくて眠れないといったこともありません。
このように気温の変化を受けづらいからこそ、この後にご紹介する冷暖房効率の上昇にも繋がるのです。
2. 冷暖房効率の上昇
冷暖房から出た空気が室外に逃げにくいため、クーラーであれば冷たい空気が、暖房であれば暖かい空気が室内に留まりやすくなります。
必要以上に冷暖房をつけなくて良いため、省エネにも繋がりますね。
3. ヒートショック防止
ヒートショックは特に冬場のトイレやお風呂場に多く見られる現象です。
温かい場所から寒い場所に移動した際に体温が急激に変化し、欠陥や心臓に負担がかかる現象で、これによって最悪の場合死に至ることもあります。
断熱性・気密性の高い家は、家全体の温度変化が少ないので、ヒートショックの防止ができます。
□断熱性と気密性の関係性について
「断熱性の高さ」については、耳にしたことがあったり、何となく意味がわかったりする方も多いと思います。
しかし「気密性の高さ」も兼ね備えていなければ「断熱性の高さ」には繋がらないのです。
前提として断熱性の高い家は、壁や床、天井などに断熱材が盛り込まれています。
その結果前章でご紹介したメリットに繋がっているのです。
では気密性の高い家とはどんなものなのでしょうか。
*気密性の高い家
もちろん断熱材が盛り込まれていることは前提です。
気密性とは、この断熱材がみっちり詰まっているかどうかで変化します。
例えば、断熱材は使われていてもスカスカな部分が多ければ効果は薄くなりますよね。
断熱性を意識していてもスカスカな部分が多い、つまり気密性が低ければ断熱効果は期待できません。
一方で断熱材がみっちりと詰まっている場合は、外気が入り込んだり室内の冷気・暖気が逃げていったりする隙間が少ないため、断熱効果は一層増します。
このように気密性の高さが、断熱効果を左右するのです。
□まとめ
断熱性・気密性の高い家に住むことで、普段の生活における快適性のアップにつながります。
また、冷暖房効率が上がることから省エネ効果も期待できます。
そして、これから断熱性を意識した家づくりをお考えの方は、併せて気密性の高い家にすることも意識してみましょう。
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