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2022.11.28
住まいづくりコラム
何度の温度差でヒートショックは起こるの?その仕組みと防止方法をご紹介します!
皆さんこんにちは、永森建設です。
冬が近づいてくると、ヒートショックの危険性が高まります。
これは寒暖差のある場所を行き来することで血圧が急に変化し、体に害を及ぼすものです。
今回はヒートショックが起こりうるケースと防止する上で大切なことと、その方法をご紹介します。
□何度の温度差までならヒートショックを防止できるの?
結論から言うと具体的な温度差が問題ではなく、「急激な温度差」にさらされることが問題なのです。
この急激な温度差にさらされる場面というのが、かなり日常的なものなので普段から注意が必要です。
ここではヒートショックになるであろう状況をいくつか挙げていきます。
1. 入浴時
入浴時がヒートショックの危険性が最も大きいと言われています。
例えば寒い脱衣所で服を脱ぎ、温かいお風呂場に入っていくとすると、急激な温度差になります。
逆もまた然りで、お風呂場から脱衣所に入る際もかなり急激な温度差です。
2. 起床時
実は起床時にもヒートショックの危険性があります。
冬場に、部屋の暖房が効いていない状態で急に布団から出ると冷気にさらされて、ヒートショックが起こりえます。
起きてすぐに布団から出るのでなくて、布団の中で軽く伸びやストレッチをしてから出るとヒートショックが起こる可能性が下がります。
3. トイレ
トイレ内は、リビングや他の部屋と比べて寒くなってしまう傾向にあります。
特に深夜や早朝のトイレには注意が必要です。
ポカポカに温まった寝室から冷え切ったトイレに行くと、急激な寒暖差でヒートショックの危険性が高まります。
□ヒートショックの防止方法について
ヒートショックを防止するためには、部屋ごとの温度を把握することが大切になってきます。
リビングや個室はエアコンでの温度調整が容易ですが、トイレやお風呂場はそうはいかないでしょう。
そこでまずはトイレやお風呂の温度を把握するために、温度計の設置をおすすめします。
普段これらの場所の温度が何度くらいか、リビングや個室との温度差がわかれば対策しやすいでしょう。
例えば、脱衣所が他の部屋やお風呂場と比べて寒いのであれば、そこに簡易ストーブを設置するなどして対策をしましょう。
□まとめ
これからの季節、ヒートショックの危険性が高まりますが、急激な温度差によって起こるので、その防止策を講じることが重要になってきます。
お風呂やトイレをする際に起こりうるのは有名だと思いますが、起床時に起こる可能性もあるので注意しましょう。
また、温度計でそれぞれの部屋が何度かを把握しておくことも大切です。
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