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2022.11.13

住まいづくりコラム

防音室のある家にしたい方へ!防音室のタイプと注意点についてご紹介します!

皆さんこんにちは、永森建設です。
家に防音室があると、周囲に気を遣うことなく音楽を出したり楽器の練習ができたりしますよね。
防音室は、近隣との騒音トラブルはもちろんですが、家族との騒音トラブルも防げる画期的な部屋です。
今回はそんな防音室のある家についてご紹介します。

 

□防音室のタイプについて

一言に防音室といっても、大きく分けて2種類あり、それぞれによって特徴が異なります。
種類ごとに挙げていくのでどちらが適切かを一緒に考えていきましょう。

 

*ユニットタイプの防音室

ユニットタイプとは、つまり組み立て式のことで、街中にあるような公衆電話ボックスのようなイメージです。

この特徴としては、すでに完成済みの家を工事せずに設置できる点です。
そのため、大きな工事による間取り変更も必要なく、工事期間に業者の出入りを気にすることもありません。
また、組み立ては業者に行ってもらうため1日ほど時間を要するので注意しましょう。

メリットは0.8畳くらいの広さから選べる点です。
例えば、防音室を設置できるスペースが限られている場合におすすめ。

デメリットは天井が近くて圧迫感を感じてしまうかもしれない点です。

 

*オーダーメイドタイプ

オーダーメイドタイプは、部屋ごと全体を防音室にするものです。
例えば、部屋でドラムやギター、ピアノなどの楽器を演奏しようとお考えの方はこの防音室にするのがおすすめです。
なぜかというと、遮音性が非常に高いため、このような楽器を弾いても音が漏れにくいからです。

 

□防音室のある家を作るうえでの注意点とは?

便利な防音室ですが、設計の際に注意しなければ失敗してしまうことがあります。
そんな注意点を一緒に考えていきます。

1. 防音設計目標値を定める

防音室といっても、中からの音が家族の部屋や近隣住民に漏れてしまっては意味がありません。
また、外からの騒音が遮断されているかも重要です。

そのための防音性能は「D値」というもので表されています。
もちろん周囲の状況や防音室で何を使うかにもよりますが、Dr-60からDr-65が一般的な目標値になります。

2. 室内の音響設定は適切かどうか

中から外、外から中の音漏れ対策ももちろんですが、室内の音響設定も重要になってきます。
楽器を弾いても、音がずっと響いていると原音がわからなくなってしまいます。
逆もまた然り、音が極端に響かない場合も同様です。

快適な防音室にするためには、音響の質も調製する必要があります。
一般的には、「吸音力」が20から35パーセントほどの防音室が快適だと言われています。

 

□まとめ

防音効果があるからといって、中で快適に音を出せるとは限りません。
内外に対する防音対策もそうですが、防音室自体の快適性も重要視することが大切です。

2022.11.13

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