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2022.10.18

住まいづくりコラム

木造の戸建ての大敵、シロアリ対策は新築時が最も効果的!

皆さんこんにちは、永森建設です。

木造の戸建ての大敵であるシロアリは、いつの間にか巣を作り、家の基礎部分を食い尽くしてしまう恐ろしい習性を持っています。
そんなシロアリを対策するのに最も効果的なタイミングは、戸建ての新築時です。
今回は、新築のシロアリ対策や今からでもできるシロアリ対策をご紹介します。

 

□戸建てのシロアリ対策は新築時が最も効果的

戸建てのシロアリ対策で最も効果的なのは、シロアリが発生しにくい造り、発生してもすぐに発見できる造りにすることです。
そのため、新築時からしっかりと対策しておくことが求められます。

シロアリが発生しにくい造りでは、樹種と侵入経路の断絶の2つの面から対策します。
シロアリ対策に有効な樹種として代表的なのはヒノキやチーク、ヒバの3つです。
さらにそこから中心部に赤太部分を使うと、より効果を得ることができます。

しかし、過信は禁物です。
たとえヒノキを基礎部分に使っていたとしても、ボロボロになるまで食い尽くされてしまった事例はいくつもあります。
あくまで1つの対策として知っておきましょう。

シロアリが戸建てに侵入してくる経路には、ある程度パターンがあります。
・基礎の立ち上がり
・玄関ポーチ
・基礎の打ち継ぎ部
・配管貫通部
これらの侵入経路には必ず隙間が生じているので、その隙間がなるべくできないようにすることが求められます。

他にも、シロアリが発生してもすぐに発見できるよう、点検しやすい造りにすることが大切です。

このように、戸建ての新築時からシロアリ対策ができると、最も効果的ではあります。
しかし、既に家を建築してしまった後という方もいらっしゃるでしょう。
そこで次章では、今からでもできる戸建てのシロアリ対策をご紹介します。

 

□今からでもできる戸建てのシロアリ対策は?

戸建てのシロアリ対策での基本は、「シロアリが発生しにくい環境をつくる」ことであり、それは新築でなくても同じことがいえます。
以下の4つの点を押さえ、今からでもシロアリ対策をしておきましょう。

・木材を置かない
・基礎周辺の風通しや日当たりを良くする
・家の周りには物を置かない
・水漏れをすぐに対処する

シロアリは、ジメジメとした暗い環境を好みます。
エサとなる木材を置かないことはもちろん、湿気が高く日当たりが悪い環境は必ず改善しなければなりません。
家の周りには極力物を置かないようにして、風通しや日当たりが良くなるように心がけましょう。

水漏れや雨漏りが発生している場合には、早急に対処する必要があります。
とにかく壁や床下が濡れたままの状態にしないことが大切ですので、水回りや屋根、外壁の故障や破損は早めに直すようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、戸建てのシロアリ対策について解説しました。
戸建てのシロアリ対策ではシロアリが発生しにくい環境をつくることと、発生してもすぐに見つけられるようにすることが大切です。
どんな家でもシロアリの被害のリスクは考えられるので、事前に対策を講じておきましょう。

2022.10.18

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