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2022.10.06

住まいづくりコラム

懐かしくて暖かい、薪ストーブのある暮らしを実現するには?

皆さんこんにちは、永森建設です。

薪ストーブには、身体の芯まで暖まる心地よさだけでなく、心まで温かくなるような癒しの魅力があります。
家族で薪ストーブを囲み、炎を眺めながら談笑する時間を想像するだけでも素敵ですよね。
今回は薪ストーブのある暮らしを解説します。

 

□薪ストーブのある暮らしを実現するために

薪ストーブのある暮らしを実現するためには、いくつか注意しておきたいことがあります。
薪ストーブの魅力を最大限に活かしながらも、長く安全に使い続けていくために大切なことですので、必ず確認しておきましょう。

1.薪ストーブの熱容量と部屋の広さのバランスを考慮
薪ストーブは、熱エネルギーがカロリーで表記されており、この数値が大きいほどより広い面積の部屋を暖められるということを表しています。
このカロリー数値と部屋の広さのバランスが適切でないと、薪ストーブがあるのに寒かったり、薪ストーブの寿命が短くなったりするかもしれません。
部屋の広さだけでなく、吹き抜けや窓の多い家など、家の造りによっても必要なカロリー数値は変わってくるので、それぞれに合わせて薪ストーブを選ぶようにしましょう。

2.薪ストーブの種類は設置場所で決める
薪ストーブには暖め方によって種類があり、輻射式・対流式・開放式の3つがあります。

・輻射式:薪ストーブの定番。本体が暖まり、周りを柔らかな暖かさで包む。
・対流式:薪ストーブの内部が二重になっており、暖めた空気を放出する。ファンヒーターのように暖まる。
・開放式:暖炉と同じタイプで火室にドアがない。暖房性能は劣るが、デザイン性が高い。

薪ストーブは、ご家族皆がゆったりと過ごすリビングに設置するケースがほとんどだと思います。
その場合は、輻射式の薪ストーブを真ん中に設置するのが理想です。
とはいっても、動線や煙突について配慮すると、壁際に設置するのが無難でしょう。
吹き抜けの家の場合は、暖かい空気が上階に行ってしまうので、空気を循環させなければなりません。
対流式の薪ストーブを活用し、上階にはファンを設置するなど工夫が必要です。

3.煙突の高さや屋根との距離
薪ストーブのある暮らしを実現する際に避けては通れないのが、煙突や屋根の問題です。
薪ストーブは火を扱う場所になるので、安全性を確保するためにもこうしたルールをしっかりと守りましょう。

4.定期的なメンテナンスが必要
薪ストーブを長く安全に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日頃から煙突や薪ストーブ本体の手入れをしっかりして、一年に一度はメンテナンスをするように心がけましょう。

 

□薪ストーブに必須の薪はどのように入手する?

薪ストーブを使用するには、薪を用意する必要があります。
実は薪はかなり奥が深く、木材であればなんでも良いというわけではありません。
薪の種類によって温度や燃焼時間が変わってくるので、事前に確認しておきましょう。

薪ストーブでは、大きく3つの種類の薪を活用します。
直径2センチ程度の細い薪、直径5センチ程度の中くらいの薪、直径10センチ程度の太い薪の3つです。
細い薪で焚き付けて、中くらいの薪で火を繋ぎ、太い薪で長時間燃やすという役割分担があります。

これらの薪は、ホームセンターやネットショッピングで購入できます。
性能や気温などによって異なるので一概にはいえませんが、仮に夕方から就寝まで使うのであれば太い薪が10本ほど必要です。
一冬分の薪を用意するとなるとかなり費用がかかるので、山や河川敷の管理者の方に声をかけて分けてもらうなどして、無料で手に入れる方法を模索しても良いかもしれません。

□まとめ

薪ストーブのある暮らしをイメージすることはできたでしょうか。
長く安全に使っていくためには、こうした知識をしっかりと身につけておかなければなりません。
苦労はありますが、その分実現できた暁には心が満たされることに間違いはありませんよね。
あなたも薪ストーブに癒される暮らしを実現してみませんか。

2022.10.06

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