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2022.08.28
住まいづくりコラム
ウォークインクローゼットの大きさはどうする?
皆さんこんにちは、永森建設です。
最近、大容量の収納が叶うからとウォークインクローゼットが人気を集めています。
マイホームにもぜひ設置したい間取りではありますが、人によって収納するものや家族構成が違うので、大きさに迷いますよね。
ここでは、ご家庭のライフスタイルにあったウォークインクローゼットの大きさについて考えてみましょう。
□そもそもウォークインクローゼットって何?
ウォークインクローゼットとは、人が歩いて中に入れるほどのスペースがある収納のことを指し、最近では賃貸でも目玉として備え付けられていることがあるほど人気を集めています。
大きさは2畳から3畳ほどが一般的ですが、中に鏡やドレッサーを置いて着替えられるくらいにしたい場合には、もう少し大きさが必要です。
詳しい大きさの目安については次で取り上げますので、そちらをご覧ください。
ウォークインクローゼットには4つのレイアウトがあります。
1つ目は、I型です。
一辺だけにハンガーパイプの収納スペースが設置されています。
収納したい物に合わせて、棚やタンスを置くこともできます。
2つ目は、2列型です。
左右両側に収納スペースがあり、ウォークインクローゼットの中でもそれなりに広さが必要になります。
ハンガーの下が余ってしまうことが多いので、収納ボックスなどを上手に活用しましょう。
3つ目は、L字型です。
奥と通路の片側に収納スペースが設置されているタイプです。
角で収納物がかさばらないように配慮する必要があるため、タンスや棚を入れる際は大きさに注意しましょう。
4つ目は、コの字型です。
通路の左右と奥に収納スペースが設置されていて、最も収納力があります。
その反面、手持ちのタンスや収納ボックスを入れることはできないので、人によって向き不向きがあることに注意が必要です。
□ウォークインクローゼットの大きさはどうやって決める?
ウォークインクローゼットの大きさは、クローゼット内に収納する物のサイズや量によって変わってきます。
ここではそれぞれの大きさごとに、間取りの例をご紹介します。
*2畳のウォークインクローゼット
2人家族であれば、2畳程度で全く問題ありません。
壁の左側、右側で所有者を分けて管理すれば、分かりやすく収納することができます。
収納棚や通路、ハンガーの奥行きはそれぞれ60センチメートルほど確保しておきましょう。
中で着替えたい場合には少し狭いので、収納スペースを削る必要があります。
*3畳のウォークインクローゼット
夫婦2人とお子様2人であれば、ちょうど良いぐらいの大きさです。
ただお子様が成長するにつれて、収納したい物や量が変わる可能性があるので、将来のライフスタイルについても検討しておきましょう。
*4畳のウォークインクローゼット
お子様の成長後も見越すと、これくらいの大きさがあると安心です。
ただしクローゼットとしてはかなり大容量になるので、デッドスペースができないよう収納法には工夫が必要です。
ウォークインクローゼットは大きければ良いわけではなく、場合によっては一般的な壁面タイプのクローゼットの方が適している場合もあるので、慎重に検討しましょう。
□まとめ
ウォークインクローゼットの大きさについて解説しました。
ご家庭のライフスタイルや家族構成などによって、適切な大きさというのは変わってきますが、今回紹介した目安を参考に、考えてみていただけると幸いです。
設置場所にも配慮して、使いやすい収納を実現しましょう。
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