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2021.08.02
プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム
地鎮祭とは?
こんにちは。永森建設です。
皆さんは、“地鎮祭”をご存じでしょうか?
名前は聞いたことがあるけれど、儀式の意味や内容については詳しく知らない方が多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、家づくりにおいて欠かせないイベントである“地鎮祭”についてご説明いたします!
まず、地鎮祭の意味についてです。
地鎮祭とは、工事着工前の前にお施主様の家内の平安と工事の無事を願って、土地の神様を祭る儀式です。日時は、縁起がよいとされている大安や先勝などの吉日を選び、出席者は神主、建主とその家族工事関係者が一般的です。歴史を見ると、とても起源の古いもので、建築儀礼として広く普及していったのは江戸時代後半の事だといわれています。
地鎮祭にかかる時間としては、30分から1時間ほどです。
次に、地鎮祭の流れについて、下記のような流れになっています。
1.開会の儀
2. お祓い
3. 祭壇に神饌(しんせん)を供える
4. 祝詞(のりと)をあげる
5. 現場を祓い清める
6. 地鎮の儀
7. 玉串を祭壇に捧げる
8. 神饌を下げ、神様にお帰りいただく
9. 乾杯
10. 神饌品のおさがりをいただく
11. 閉式の辞
続いて準備物についてですが、一般的にはお米、お酒、山の幸、海の幸、野菜
塩、水と分類し、それぞれ相当するものをお供えします。加えて、神主への謝礼(玉串料)を用意し、また、工事の騒音や車の出入りなどでご近所の方に迷惑をかけることになるため、ご近所への挨拶回りも行います。
その他、祭壇用具、青竹4本、細縄1束、雨天時のテントなど必要なものは神社や会社が用意するのが一般的です。
以上、地鎮祭について簡単に説明させて頂きました。
地鎮祭は必ず執り行わなければいけないというわけではありません。
あくまで、お施主様の自由です。
しかし、先ほどもご紹介しましたが、地鎮祭は、工事の安全と家内の繁栄を祈願するものです。
地鎮祭を行うことで安心して家づくりを開始できるきっかけになるのではと思います。
後日、ブログにて“上棟式”についてご紹介いたします。
是非、そちらも参考にしてみてください。
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