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2020.09.10
プロフェッショナルのひとり言住まいづくりコラム
変動金利と固定金利、どう違う?
こんにちは、永森建設営業課の桒野です!
住宅ローンの選び方というのは、本当に難しいものですよね。とくに、金利選び。
本日は、そんな金利の種類ごとの特徴についてお話ししたいと思います。
住まいづくりとは切っても切れない関係にある、それが住宅ローン。
金利にもさまざまなタイプのものがありますが、代表的なのが『変動金利』と『固定金利』。固定金利には、『全期間固定』と『固定期間選択型』の2種類があります。
ご存じない方も多いかもしれませんが、『変動金利』の返済額は5年間変わりません。
「変動金利なのに?」
そうなのです。実は、変動金利の返済額の見直しは5年ごとに行われるため、仮に金利が変動しても返済額は5年間変わらないのです。これが、「5年ルール」。
ただし、金利自体は半年ごとに見直されていますから、5年の間に上がった金利は未払い利息として、6年目以降の返済額に上乗せされます。金利が下がった場合も、6年目以降の返済額で調整されます。
気がかりなのは、金利が5年間上がり続けた場合。6年目以降、一気に返済額が増えるリスクがあります。
「125%ルール」といわれる返済額の上限はあるものの、125%を超えた分は支払いを免除されるわけではなく、未払い利息として繰り越されます。
金利が低い分、高額な未払い利息を抱えてしまうリスクのあるのが、変動金利なんですね。
『全期間固定金利』といえば、「フラット35」が有名ですね。完済まで同じ金利が適用され、返済額も一律です。
返済額が変わらないという安心感がある反面、変動に比べて金利が高めに設定されています。
対する『固定期間選択型』は、2年、3年、5年、10年といった具合に特約期間の間は当初の金利が固定され、期間終了後は再度、固定期間選択型か変動金利のいずれかを選ぶことができます。
住宅ローンは、このような金利の特徴も理解した上で選択するようにしてくださいね。
「結局、我が家はどの金利を選べばいいの?」
という方のために、次回は各ご家庭の金利の選び方について、アドバイスさせていただきます!ぜひご覧ください。
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