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2019.10.26

スタッフブログ

森の中の美術館

 

こんにちは、設計の徳丸です。

今回は一級建築士試験について書きたいと思います。

 

以前日本を襲った台風19号により北陸含む台風の影響を受けた地域では一級建築士試験の二次試験が延期となり、

予定では今年の12月に再試験という形になりました。

私を含め、対象となった地域の方々は、12/13に照準を合わせ、

仕事やプライベート等の調整、猛勉強をしたにも関わらず、今回の延期で気持ちの整理が付かない状況かと思います。

まずは前向きに捉え、今まで勉強してきたことを絶対に錆び付かせないように残りの1ヶ月間を大切にしていきましょう!

 

一級建築士の製図試験の課題は、1次試験の1週間前に国交省から公表されます。

受験者は課題の建物について構造、法規、計画、設備、環境等、設計士としてどのように設計したかを問われます。

毎年の試験課題は様々なのですが、今年の課題は「美術館の分館」と公表されていました。

 

私自身、あまり美術館になじみがないのですが以前一度だけ訪れたことがあります。

かの有名な黒川紀章が設計した東京・六本木にある国立新美術館です。

 

写真を見てわかるように、見事な曲線を描いた外壁に前面ガラスのカーテンウォールを採用した建物でとても存在感があります。

設計コンセプトが「森の中の美術館」ということで周辺は積極的に緑化がされていて、

緑豊かで幻想的な空間を体感することができます。

中に入ると、広々としたエントランスホールを中心にレストランやカフェが設けられているので、美術品を観賞した後のちょっとした休憩もできますね。

素晴らしい美術館なのですが、ちょっと凄すぎて試験の参考にはできないかな。

 

特に試験では垂直、平行の線しか引けないA2製図版しか持ち込めないので見事な曲線なんてまず描けません(泣)

ですが本当に素晴らしい美術館なので、旅行などで近くに寄った際には、是非訪れてみて下さい!

 

設計課 徳丸


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