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2016.04.01
スタッフブログ
我が家のリフォーム 第三弾
こんにちは。設計課の波多野です。
皆さまお待ちかね!?我が家のリフォームの第3弾です!
現在の我が家の様子はと言いますと…。
箱下見も取り付けられて、雰囲気が出てきました!
外壁の灰色は下塗りで、この上から漆喰が塗られる計画です。
ちなみにBEFOREがこちら↓
本屋に見えるうねった梁は、「虹梁(こうりょう)」と呼ばれ、
建築当初に祖父が大変こだわったものだそうです。
外真壁(構造材が外に剥き出しになっている状態)なので、
雨仕舞を考えると覆い隠してしまったほうがいいのでは?
との話も出たのですが、
元あるものと同じように曲がった木材を用意し彫刻をしてもらい、
化粧材として新しく取り付けるというのも難しい話。
新しく出来るものでないとなると、無くしてしまうのも勿体無いのでは?
しかし雨漏りしても困る…。
現場監督や大工さんの意見を聞き、長時間にわたる家族会議の結果…。
虹梁はそのままで、それより下の梁から下屋までの部分を
覆い隠すことになりました。
梁の上端には水が切れるように板金を被せています。
これで雨に当たりやすい部分は、雨漏りがしにくくなります!
内部も着々と進んでおります!
★家族玄関↓
格子になっている部分は大工さんのアイディア。
ただのデザインでなく、間仕切り壁の圧迫感を和らげるという効果があります。
★座敷↓
前回のブログで
「今ある梁に添える形で新しく梁を入れることで補強する」と書いたのですが、
天井高のこともあり、既存の梁の間に新しい梁を追加し、
鋼製の火打ちを入れることになりました。
★リビング↓
元々合った梁・柱や下り壁は一部残したままになっています。
新しい壁には付柱や束を入れて、
既存部分と雰囲気が合うようにします。
そして、リビングの一角にあるこちらの柱。
新しく入れた柱に見えますが、
実はこれ、元々は黒く塗装された古い柱なのです!
古い柱にベニヤを張り、その上から杉の薄い板(突板)を張ると、
まるで新しい柱のようになります!
古い材の重厚感を残したいところはそのままに、
ナチュラルで明るくしたいところは突板を貼って、
その部屋のイメージに合わせて使い分けます。
この薄い材を皺なく貼りあげるのも職人技!
手際よく丁寧な作業で、見ていてとても面白いです!
もうしばらくすると大工さんの作業も終わり、
内装の仕上げ工事や住宅設備機器の取り付けに掛かっていきます。
完成まで残り1ヶ月ちょっと!
長かったような短かったような…。
完成したらまた更新させていただきます。
次回、「我が家のリフォーム計画 完結編」をお楽しみに!
設計課 波多野
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