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2016.11.15
スタッフブログ
老いと住まいの関係
すーさんです。
最近、高齢者ドライバーの自動車事故が相次いでいます。
その背景には、高齢者の身体特性や心理特性が
深く関わっていると言われています。
その要因の一つと言われているのが、“目に関する特性”です。
目は老化現象が最も早く訪れると言われ、
運転に必要な情報の80%以上は、
目を通して摂取されると言われています。
平均寿命が80歳を超える高齢化社会日本。
元気なうちから“老い”を意識することが大切です。
加齢による身体や五感の衰えは多少の違いはありますが、
誰にでもやってきますので、適切に対応することが大事です。
バリアフリーは当然ですが、
身体の移動が少なくてすむ、引き戸や引き違い戸の多用は、
部屋が広く使え、車いすの動きもスムーズです。
車の運転には目が大事と申しましたが、
五感の中でも目から脳に伝達される情報は80%以上を占めますので
“見る”ことは非常に大切です。
でも、加齢に伴い目の機能は次第に衰え、
調査によると同じ明るさでも20代を基準とした場合、
60歳では3.2倍の明るさが必要だそうです。
また高齢者は水晶体の衰えから、まぶしさを感じやすくなります。
単純にお金をかけて照明器具をたくさん取り付ければいいわけではなく、
必要な明るさが大事です。
明るくはしたが、まぶしさを軽減させるため、
光源が直接目に入らないカバー付きの照明にしたり、
調光器を取り付けて必要に応じて明るさを調節できるようにしたり、
廊下には足元灯を設置する安全配慮も必要です。
1.照明カバーは取り外し、取り付けが容易か?
2.電球の交換はしやすい器具か?
3.購入しやすい電球かどうか?
などなど私たち、住宅アドバイザーとして、
お客様の生活に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
営業課 鈴木
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