こんにちは　営業の永森聡です。

暑くなったり　寒くなったり

不安定な気候が続いていますが皆様どうお過ごしですか？

私は今週、山口県の安成工務店様の所に

ベンチマークに行ってまいりました。

今回はチラッとだけそのお話を少ししたいと思います。|дﾟ)

少し時をさかのぼる事2月中旬、

副社長からある一報が入りました。

『3月に山口の安成工務店さんが

うちの会社を見に来たいって。どうする？』

その時の社員の反応は

『えっ　！！まじで　』『見るトコロ　ある…？』

今まで全国の建設会社さんが当社を見に来るのはたまにありましたので、

抵抗はありませんでしたが、安成工務店さんとなれば話は別！！

安成工務店さんと言えば、山口・福岡を中心に

毎年100棟以上の実績を誇り、

断熱材のデコスドライ工法を全国に展開、

その他手広い事業を行う、まさに『メジャー工務店』！

戦国時代で例えると、中国地方一帯を治め

明治時代に入ってもその一族が長州藩として

明治維新の主役までになった、

まさに『毛利　元就』！

そして、ただ見に来るだけではなく

弊社で『安成（毛利）さんの幹部会議』までするらしい…

私の心の悪い声『何？自慢？』『福井の小さな国に何をしに…』

そんな思いで当日を迎え、

十人前後の毛利家家臣団がご到着。

凄まじいオーラ（スーパーサイヤ人級）を放ちながら

当社4つの展示場を視察された後、

予定通り『毛利家の会議』が始まりました。

手に汗にぎる半端ない緊張感の中、

毛利家の重鎮、福田常務が挨拶されました。

『私達は全国の色んな会社を見て、

良い所を学ぶだけではなく、逆に安成工務店の全てをさらけ出し

全てを見て頂いて、何か悪い所がないか？　

何か修正・是正する事がないか？

全国を渡り歩き、建築のプロの方に指導をしてもらっておるのです。』 

聖子ちゃんじゃないですが、ビビビッ①！！！と来ました…

 安成さんのすごいところは、

年間100棟以上の実績があっても全く満足しないところ。

少しでも『成長したい』

1ミリでも『前に進みたい』という気持ちが

すごく伝わりました。

そして、勿論会議の中身も濃いです。

（当社の社員は何人ついていったか…）

極めつけは、懇親会で。

とにかく毛利家家臣団は『仲が良い』

全員が仕事も遊びも飲みも、

みんな全力で楽しんでいます。（見習いたい…）

最後に毛利家臣団重鎮、福田常務が懇親会場でボソッと、

『大きい会社よりも小さな会社（地域工務店）

の方が興味がある（学ぶことが多い）』

ここで、　ビビビッ②！！！

中国地方大名の毛利家が福井の小さな国（永森建設）

に来た理由がやっと分かりました＾＾；

工務店の原点は、村や町の大工さん。

それが数人で出来たモノが『工務店』。

そんな『原点』にはその地域や会社での想いや使命がある。

全国大手ハウスメーカーやデベロッパーでは

形に出来ないモノを求めて渡り歩いていらっしゃるんです。

よく『上には上がいる』という言葉を聞きますが、

まさに、上には安成工務店がいました…

懇親会の翌日、敗北宣言をした私達ですが、

『今度は永森建設が乗り込んでやろう』という事になり、

先週戦支度を済ませ、

いざ下関へと戦（ベンチマーク）を仕掛けましたが、

完膚なきまでに負け戦！！

しかし、得る物は本当に多く。

1つの方向性が見えた気がします。

タダでは負けんぞ！！

次こそはもう少し良い戦を！

営業課　永森　聡