Catalog Menu Close

Blog

ブログ

2018.02.12

雪の中での車中サバイバル

スーさんです。

今年福井は56豪雪以来、37年ぶりの大雪に見舞われました。

国道8号線では車が1,500台以上立ち往生。

自衛隊や国交省の方々が夜を徹して除雪にあたってくれましたが、それでも追い付かず何十時間も車内に閉じ込められる方もおられました。

 

ガソリンスタンドではガソリンの入荷が出来ず、給油制限や燃料切れのスタンドが相次ぎましたし、

スーパーやコンビニの食材は品切れ、国道沿いの建物も明かりを消し、まるで災害をテーマにした映画のような光景。

この大雪では、外出等せずじっとしているのが良いのですが、仕事もありますし、そんな訳には行きません。

雪かきもしなければいけません。

 

毎年、雪かき中に心臓発作を起こす人がいます。

その多くが運動不足の方です。

特に雪が湿っているときの雪かきは、驚くほどの重労働です。

雪かきには相応の服装で臨みましょう。

長靴・風を通さない上着・帽子・手袋は必須です。

 

さて、車中でのサバイバルですが、車の中にいれば安全と思うかもしれませんが、今回の国道8号線での立ち往生からの車中泊や除雪前の道で、前が見えないほどの吹雪のためタイヤが滑り抜け出せなくなった場合、周りに民家も無くだれも助けてくれる人もいなく、車を停め、アイドリングして暖房をきかせ、助けを待たなければいけない状況下だったとします。

 

そのうちガソリンが切れ、暖房も止まり寒さが増し、眠くなってきます。

そのまま眠ったら最後、死の危険が!

 

★そこでサバイバルです!

1. 携帯ですぐに救助を依頼して下さい。

2. 車を道路の真ん中に止め、発見されやすくする。

3. アンテナ付の車の場合、アンテナをいっぱい伸ばし目立つように目印をつける。

4. エンジンを止め、ガソリンを節約する。

(エンジンをかける場合、マフラーまわりの雪を取り除き一酸化中毒にならないようにする。この時、マフラーを埋めている雪をとらず寝てしまうと危険です。※ 怖いのは、一酸化炭素は無色無臭の為、車内に入って来ても分からないことです。)

5. 雪で包まれて酸欠になったり、一酸化中毒にならないように窓を少しだけ開けて下さい。

6. 毛布を積んでいれば良いのですが、ない場合は、コート等を出来るだけ着込んで温かくして救助を待ってください。

7. 車の中はそれほど断熱が良くないので、車内で簡単な手足の運動をすることで血流が良くなります。

8. ハザードランプをつけておくと、大雪で雪が車に降り積もる前に、発見されやすくなる可能性が高くなります。

9. 携帯はなるべく電力を消費しないようにして下さい。

10. 緊急時に体内に水分を補給しなくてはならなくなります。脱水状態の場合、低体温にやすくなります。雪を直接口にせず、雪を貯めておける容器で、雪が融け水になった時に飲んで下さい。

 

以上です。

また大寒波がやってくるようです。

十分注意して下さい。

 

それではまたお会いしましょう~

 

営業課 鈴木

 

2018.02.12

-Share