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2025.04.11

住まいづくりコラム

福井で選ぶ、自然素材の心地よい住まい

香り。
肌ざわり。
空気感。

自然素材の家に一歩足を踏み入れると、誰もがその心地よさに心を奪われます。その独特な雰囲気は、いったいどこから生まれてくるのでしょうか?

自然素材の家とは?

自然素材の家とは、無垢材や漆喰、珪藻土、和紙など、おもに自然由来の材料を使って建てられた家のこと。化学物質を極力使用せず、そのままの味や価値を活かすことで、素材が本来もつ特性を最大限に引き出します。

そんな自然素材が持つ特性や、自然素材の家に住むメリット・デメリットについて、改めて考えてみましょう。

自然素材の家のメリット・デメリット

自然素材のメリット

自然素材の最大の特徴は、呼吸をすること。
木材や漆喰は呼吸をすることで、湿度が高いときには湿気を吸い、湿度の低いときには湿気を吐き出して、周囲の湿度を調整します。
そんな自然の調湿作用が空気の質をきれいに保ち、住む人と建物の健康を支えてくれます。
さらには、時間とともに深まる木目の表情、やさしい質感。五感で感じられる心地よさは、日々の暮らしを今まで以上に豊かに変えてくれます。

自然素材のデメリット

経年変化を“味”と感じる方もいれば、「変色した」「劣化した」と思う方もいるでしょう。小まめな手入れが必要なのではと、負担に感じる方もいるかもしれません。
しかし、これらは定期的な点検とケアで十分に対応できます。
永森建設ではお引渡し後、定期点検に伺いますので、心配事があればその場でご相談ください。適宜、メンテナンスのアドバイスをさせていただきます。

新建材と自然素材の違い

合板に木目がプリントされたフローリングやビニールクロス。これら工業製品は建築用語で『新建材』と呼ばれ、耐久性の高さや価格の安さから、戦後、日本で広く普及しました。
メンテナンスは比較的容易ですが、敏感な方だと中に含まれる化学物質がアレルギーやシックハウスの原因になることも。

一方で自然素材の家は、湿度の高い・低いによって収縮するため扱いが難しく、水滴などがシミになりやすいというデリケートな面も持っています。しかし、凹みは熱で直したり、小さな傷や汚れは削ったり、修復は意外と簡単。
むしろ、適切なケアを続けることで何十年と美しさを保ち、使い込むほどに味わいを増すのが自然素材なのです。

福井の家こそ自然素材を

福井県は夏の高温多湿と冬の寒さ・乾燥と、気候の変化が激しいのが特徴です。
天然の調湿作用をもつ自然素材の家で、福井での暮らしをより心地よく。健やかな暮らしは、健やかな住まいから。
自然素材の家はそんな当たり前のことを、私たちに気付かせてくれるはずです。

関連記事:自然素材と経年変化
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2025.04.11

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