Catalog Menu Close

Blog

ブログ

2025.03.18

住まいづくりコラム

平屋のメリット(4)~空間をデザインする~

こんにちは、永森建設です。

2階建ては上下階という構造上の制約から、1階部分の空間設計の自由度が限られてきます。
その点、平屋は上階がない分、制約から解放されて自由に空間をデザインできるのが大きなメリットであるといえます。

高い天井

2階建ての場合、天井の高さは2,400mmというのが標準です。
「できるだけ高く」という要望にお応えすることはできますが、天井高を上げれば建物の高さも変わるため、全体的なフォルムにも影響が出てきます。もちろん、コスト面にも影響します。
しかし、平屋なら天井を屋根面ぎりぎりまで高くして、開放感を演出することが可能です。

2階建てでも吹き抜けをつくって天井を高くすることはできますが、「そこまでは必要ない」という方も多いでしょう。ほどよく開放的な天井高は、やはり平屋ならでは。

高窓と組み合わせて明るく開放的に

天井の高さを利用して、ハイサイドライトを設置してみましょう。高い位置から降り注ぐ日差しは、掃き出し窓では届かない部屋の奥の方までしっかりと照らしてくれます。冬でも明るく!

天井高さを変えて空間にメリハリを

開放感がほしいリビングは目いっぱい高く、ホッとくつろぎたい畳コーナーはちょっと低めに。ひと続きのLDKでもスペースごとに天井高を変えることで、空間にメリハリが生まれます。

勾配天井

屋根の形状を活かして、天井を自由に設計することもできます。

ただ高さを出すだけでなく、傾斜をつけて勾配天井や船底天井にしてみても。
勾配部分だけ天井仕上げを木目にしたり、間接照明を組み合わせてみたり、インテリアの幅も広がります。
こんなふうに、ちょっとしたデザインの工夫で空間に変化を生み出すことができるのも、平屋の魅力ですね。

小屋裏の活用

小屋裏にロフトや収納をつくって、空間を有効活用。
天井高が1,400mmを超えてはいけないので本格的な居室としては使えませんが、秘密基地的な子どもの遊び場や、ちょっとした趣味のスペースとして重宝します。

空間がひと続きに広がる、平屋の住まい。
床や天井の高さに変化をつければ空間に奥行と立体感が生まれ、全体をフラットに仕上げればすっきりとした美しさが強調されます。

永森建設では、平屋の魅力をぎっしりと詰め込んだwebカタログをご用意しています。LINEで友だち追加していただいた方に配布しておりますので、ご興味のある方は以下URLよりご登録ください!
» お友だち追加はこちらから

関連記事:平屋のメリット(1)~コンパクトな動線~
関連記事:平屋のメリット(2)~家族の距離~
関連記事:平屋のメリット(3)~外とのつながり~

2025.03.18

住まいづくりコラム

-Share