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2025.02.16

住まいづくりコラム

薪ストーブで暮らしはどう変わる?

真冬の夜、パチパチとはぜる薪の音と勢いよく燃える炎。ゆらめく炎が壁に映り、室内を優しく照らします。
単なる暖房器具の域を超え、新しいライフスタイルの始まりを告げる。それが、薪ストーブのある暮らしです。

エアコンやファンヒーターとはひと味違う、輻射熱で体の芯まで溶けるような薪ストーブの暖かさ。湿度を奪わない優しい空気感が、乾燥しがちな冬の住まいを心地よい空間に変えてくれます。
炎を眺めているだけで時間を忘れ、自然とソファに身を沈めてしまう、穏やかな時間。

そんな冬の暖かさはもちろんのこと、薪ストーブは四季を通じて私たちに楽しみを届けてくれます。
春先から夏にかけては、次の冬に向けて薪を準備する季節。購入した原木を、あるいは自分で山へ入って調達した原木を庭先で割り、1年かけて自然乾燥させます。
福井は杉の木を薪に使うことが多いので1年で済みますが、広葉樹の場合は乾燥させるだけで2年ほどかかります。

汗を流しながらの薪割りは、子どもたちの情操教育にはもちろん、中高年以降の新しい趣味や軽い運動としても効果的。自分で調達し、自分で割った薪が、DIYで自作した薪棚にずらりと並ぶ様子は、なかなか壮観です。

秋になったら、乾燥させた薪を室内に運び込み、ストーブの横に積み上げます。
おしゃれな薪ラックを購入してもいいですし、自作してもよいでしょう。もちろん、土間にそのまま積み上げるのも乙なもの。
薪も、薪ストーブも、横に置かれたトングやバケツも、火をおこすための道具のでありながら、まるでインテリアの一部のように空間を飾ります。

冬の初めに火を入れる瞬間、感じる冬の訪れ。ただ火を眺めて過ごすのも悪くはありませんが、もう少し違った楽しみ方で日常に変化を。
休日のランチに、燃焼室でこんがりと焼いたピザはいかがですか?
夕飯には、天板の上で一日かけて煮込んだビーフシチュー。特別な日には、炉内でこんがりと焼き上げたローストチキン。
ヤカンで沸かしたお湯でコーヒーを入れるだけでも、いつもとは違う特別感を感じられます。

ただ料理の幅が広がるだけでなく、火を囲む時間が家族の自然な団らんを生み出し、1日1日が家族の思い出として刻み込まれてゆきます。

薪ストーブは、寒く雪深い福井の冬を楽しい季節に変えてくれるとともに、オフシーズンにも新たな営みを与えてくれます。
新たな趣味をお探しの方。この機会に薪ストーブにチャレンジしてみてはいかがですか?

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2025.02.16

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