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2024.12.21

住まいづくりコラム

見えない技術で実現する健康・快適

こんにちは、永森建設です。
前回に続き、本日は日本の四季を快適に過ごすための住宅性能についてお話しします(「年中快適」を実現する断熱性能」参照)。

冬の寒い日。窓や壁の隙間から、冷たい空気が忍び込んでくる。そんな経験はありませんか?
これは、建物の気密性の低さが原因です。

高い気密性能は、冷たい隙間風を防ぎ、室内の快適度を高めるのに欠かせない要素です。

前回、断熱性能を数値化したUA値について触れましたが、気密性能にもC値(相当隙間面積)という数値が関わってきます。
これは、住宅の隙間の大きさを表す指標で、数値が小さいほど隙間が小さい(=気密性が高い)ことを示しています。

一般的に、C値が2.0㎠/㎡以下であれば「高気密」と評価されますが、永森建設ではC値0.6㎠/㎡という、高水準を満たしています。

高い気密性が、住まいにもたらすメリットは計り知れません。
まず、外気の侵入を防ぐことで室内温度を安定させ、冬の寒さや夏の暑さを和らげて、冷暖房の効率を大幅に向上させます。結果としてエネルギー消費を抑えられるので、光熱費の節約にもつながります。
さらに、気密性の高い家は外部からの粉じんやアレルゲンの侵入を防ぎ、外部からの騒音も遮断します。
気密性が低い建物では24時間換気による適切な換気もできませんから、気密性能を高めることで結露やカビの発生も抑制できます。

気密性と断熱性は、快適で省エネな住まいを実現する両輪です。目に見えない空気の流れをコントロールすることで、私たちの暮らしは大きく変わります。
永森建設が提供する高気密住宅は、福井の気候を熟知し、最新の技術を駆使してつくり上げたもの。福井の皆さまに、見えない技術でより心地よい暮らしをご提供いたします。

2024.12.21

住まいづくりコラム

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