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2024.12.15

住まいづくりコラム

「年中快適」を実現する断熱性能

こんにちは、永森建設です。

冬の厳しい寒さ、じめじめと蒸し暑い夏。四季のある日本では、住まいの断熱性能が快適な暮らしの鍵を握ります。
断熱性能が高ければ、外気温の影響を受けにくく室内を快適な温度に保ちやすくなりますが、それは単に快適というだけでなく、冷暖房の効率が上がってエネルギー消費を抑えることにもつながります。

断熱性能を表す指標に『断熱等性能等級』があります。
1等級から7等級まであり、この数字が大きいほど断熱性能が高いことを示していますが、2025年にはすべての新築住宅に対して断熱等性能等級4が義務化。さらに、2030年には省エネ基準の引き上げによって等級5が最低基準となる予定です。

永森建設では省エネ基準の改正に先駆けて、現行の基準をはるかに上回る断熱等性能等級6を全棟標準採用しています。

この『断熱等性能等級』は、建物のUA値(外皮平均熱貫流率)によって決まります。
UA値は地域ごとに基準があり、数値が小さいほど熱が出入りしにくい(=断熱性能が高い)ことを意味します。
たとえば、極寒の北海道であれば、現行の省エネ基準に適合するUA値は0.46W/m2・K。福井県の基準では0.87W/m2・K。
永森建設のUA値は、北海道の住宅と同等のUA値0.46W/m2・Kです。

こうして数値を比較するだけでも、永森建設の家が冬でも十分に暖かく、過ごしやすい性能になっていることがおわかりいただけると思いますが、より高い断熱性能を求める方には、最高等級である等級7にも対応可能です。

ただし、冷暖房効率の高い省エネ住宅を実現するには、ただ断熱性能を高めるだけではいけません。もうひとつ、機密性能が重要になってきます。
次回は、より快適で健康な冬を過ごすための、住宅の気密性についてお話しさせていただきます。

2024.12.15

住まいづくりコラム

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