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2024.11.27
住まいづくりコラム
視覚で感じる暖かさ
家に帰ると、ほっと一息つける。そんな安らぎの空間をつくり出すには、視覚的な暖かみが欠かせません。
とくにこれから冬に向かいますが、インテリアに暖かみのある色や素材を使うことで、体感温度が3℃は変わるといいます。
たとえば、素材感。
木質系の内装材は、木が持つ蓄熱性が室内の温度を暖かく保ってくれるだけでなく、視覚的にも暖かさを感じさせてくれます。
漆喰などの塗り壁や和紙の壁紙なんかもいいですね。
色使いも重要です。
一般的には暖色系が体感温度を上げるのに効果的だといわれますが、赤や黄、オレンジなどはインテリアにはちょっと使いにくいですよね。
床材などは最近人気の白やグレーのフローリングよりも、ナチュラルなブラウンが暖かさを感じやすいようです。
アクセントカラーにブルーなどの寒色系を使う場合は、範囲を限定して取り入れると寒々しく感じません。
そして、照明も視覚的な暖かみをプラスする上で重要な要素のひとつ。
白っぽい蛍光灯よりも、オレンジ系の色がいいですね。調光できるタイプの照明器具で、臨機応変に色を使い分けてもよいでしょう。
白を基調としたインテリアは、所々をオレンジ系の間接照明で照らしてあげるだけで、暖かい雰囲気が生まれます。
ラグやカーペット、カーテン、クッション、ソファカバーなどのファブリックをふわふわとした触り心地のものに変えることでも、視覚的な温もりを強調できます。ぜひ、お試しください。
永森建設が目指すのは、五感すべてをフル活用できる住まいです。
視覚的な温もりは、その入り口に過ぎません。家族の笑顔、心地よい会話、美味しそうな食事の匂い。それらすべてが調和して初めて、本当の意味での“暖かい家”が完成します。
木のぬくもり、やわらかな光、心地よい色彩。それらが織りなす空間で、暖かい冬を過ごしませんか?
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