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2024.08.09
住まいづくりコラム
繰り返す揺れにも耐える『耐震』+『制震』構造
8/8、宮崎県日南市で震度6弱の地震が発生しました。
さらにこの地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、
気象庁は「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を発表。
いつ起きるか分からない巨大地震。
日ごろからの備えはとても大切だと地震が起きるたびに気づかされます。
そして、このような大きな地震が起こるたびにスポットが当たる、住宅の耐震性。
福井県でも南海トラフ地震が発生した場合、予想震度5と発表されています。
しかし、地震にもいろいろな揺れ方がありますから、ただガチガチに建物を固めればよいというわけでもありません。
2016年4月に起きた熊本地震で、震度7が2回という「繰り返し地震」が大きな話題を呼んだのは、まだ記憶に新しいところ。
このとき、最初の揺れにはなんとか耐えたものの、内部の損傷が激しく二度目の揺れで倒壊した建物もありました。
そんな熊本地震を機に、『制震』システムを取り入れる建物も増えています。
『耐震』と『制震』の違いを、ご存じですか?
『耐震』とは筋違いという斜めの材を入れたり、接合部を金物で固定したりすることで建物を強固に固め、構造強度を上げることをいいます。
耐震強度を上げると倒壊や崩壊はしにくくなりますが、揺れに合わせて建物が大きくしなるため、躯体に無理がかかり、家財も方々へと飛び散ります。
それに対し『制震』は、柱や梁にダンパーを取り付けることで地震の揺れを吸収する工法です。
建物に負荷がかかりにくく、躯体の損傷を最小限に抑えることができるため、大きな地震のあとでも強度が完全に失われることはありません。
永森建設の家は、制震ダンパーが全棟に標準搭載されています。
『制震』で揺れを吸収し、『耐震』で揺れに耐えます。
国が定める耐震性能の最高ランク3を標準仕様としております。
地震に強い家を建てるには?家づくり相談会
永森建設では定期的に、家づくり相談会を実施しております。
今回のテーマは「地震に強い家を建てるには?家づくり相談会」です。
家づくりを始めるにあたって、まずはそういった不安を解消しませんか?
今回の相談会では、お客様が抱えている不安や疑問にお答えするだけではなく、当社の地震対策についてもご紹介。
大切な家族を守る為にも”災害に強い家”について今一度考えてみませんか。
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