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2024.06.26

住まいづくりコラム

“暮らしをデザインする”ということ

建築デザインと聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのは、建物の外観やインテリアのスタイル、色づかいなど、目に見える美しさではないでしょうか。

確かに、これらはデザインを決めるうえでの重要な要素です。

しかし、建築デザインとはただ姿形をデザインするのではありません。間取りや構造、使用する材料などを含めた空間そのもののデザインを、建築デザインといいます。

さらに永森建設では、この建築デザインの概念を一歩進めて“暮らしをデザインする”ことに重点を置いています。

ただ美しい箱をつくるのではなく、そのなかで過ごす人々の生活に寄り添った空間をデザインする。そのために、『暮らしの時間割』という独自のヒアリングシートを用いて、お客さま1人ひとりの生活リズムまで詳細に把握する。

それをもとに、そのお客さまが暮らすための住まいをデザインしていきます(「『暮らしの時間割』で紡ぐ理想の住まい」参照)。

おしゃれな外観やインテリアを真似することは、難しいことではありません。流行りの間取りや動線を取り入れることも簡単です。

しかし、その間取りや動線がすべての人にマッチするとは限りません。
その空間がどのように使われるか、ご家族の生活にどのように影響を与えるかを考慮に入れながら設計しなければ、絵に描いた餅と同じ。
実用性と機能性を兼ね備え、住む人の毎日を豊かにする空間を創り出すためには、暮らしの部分を含めた空間デザインが必要不可欠です。

家は、ただそこにあるだけなら単なる『器』に過ぎません。人が住んで初めて『住まい』となります。

私たちがデザインするのは、単なる『器』ではありません。お客さまが暮らすための『住まい』です。
ご家族の幸せを最大化することを目指し、私たちは今後もお客さまに寄り添い、お客さまの“暮らし”を、そして“未来”をデザインしてまいります。

2024.06.26

住まいづくりコラム

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