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2024.06.20

住まいづくりコラム

夏を涼しく過ごす、永森建設の家づくり

こんにちは、永森建設です。

今は快適な季節が短く、暖房シーズンが終わってほどなくすると、もう冷房が恋しくなってきます。
そして、梅雨明けと時期を同じくして夏が本格化。

夏はエアコンがあれば、どうにか暑さをしのげます。冬の寒さほどには、つらさを感じないという人も多いかもしれません。

しかし、エアコンで冷やした室内というのは、必ずしも快適とはいえないのも事実。
エアコンで冷えた空気は乾燥しやすいのと、冷気が直接肌にあたることで局所的に体温が奪われてしまうというのが、その大きな理由ではないでしょうか。
夏の避暑地のように、冷えすぎず乾燥もせず。ちょうどよい室内温度を維持するというのは難しいものですね。

エアコンに頼らず夏の涼しさを保つには、自然の風を最大限に活かすことが鍵となります。
具体的には、窓の配置や大きさを工夫するなど、風通しのよい設計に注力すること。

居室にはできる限り窓を対面に2か所、可能であれば対角線上に配置することで、室内を横切るように風が流れ、涼しさを感じやすくなります。

もうひとつ、暑さの元凶である夏の日差しをさえぎる工夫も必要です。夏の太陽の位置を考慮し、軒をしっかり出す、庇を設けるなどして、過度な日射をさえぎりましょう。
遮光性の高い窓を採用する、オーニングや緑のカーテンを取り入れる、落葉樹を植えるなども、暑さを避けるための手段のひとつです。

実は、緑のカーテンや落葉樹などの植栽には、日射を遮断する以外にも夏の暑さを軽減する効果があることをご存じですか?

都市部で問題となっているヒートアイランド(都市の高温化)現象は、緑化によって緩和を推進されています。
それと同じように、家の周囲の植栽を増やすことは、地表面の温度上昇を抑え、周辺の気温を下げることにつながります。

建物だけでなく植栽や庭の設計にも工夫を凝らし、我が家を避暑地のように心地よく。夏の暑さを元気に乗り切りましょう!

 

 

 

2024.06.20

住まいづくりコラム

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