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2024.04.03
住まいづくりコラム
よい土地と出会うためには、優先順位の見直しを
こんにちは、永森建設です。
「今から新築計画をスタートして、来年の春には入居したい」
「再来年の春までに入居できるよう、今年から土地探しを始めよう」
家を建てるタイミングというと、やはり「子どもの小学校の入学に合わせて」というのが圧倒的です。
子ども部屋にはかわいい壁紙を貼って、机とベッドと本棚を置こう。
宿題や勉強をするためのスペースは、キッチンから目の届く場所に。
階段はリビングインにして、遊びに来たお友だちの顔が見えるようにしたい。
脳裏に浮かぶのは、子どもたちの喜ぶ顔…。
家を建てるにあたって「まずは土地探し」という方も多いと思いますが、実は小学校入学を目途に家を建てる場合、土地探しが難航しやすいという側面があります。
その理由は、希望する居住エリアがどうしても限定されてしまうから。
多くの場合、
「保育園のお友だちと同じ小学校に通わせたいから」
「実家の近くに家を建てるつもりだから」
と、子どもが通う予定、あるいは通わせたい小学校の校区内で土地を探すことになります。
かと言って、校区内であればどこでもよいのかといえば、そうではありません。
小学校区自体があまり広くないのに加え、「小さな子どもに毎日20分も30分も歩かせるのはかわいそう」となると、エリアはせいぜい小学校から半径1キロメートルほどに絞られてしまいます。
さらに、「広さは70坪以上」「南向き」「新興住宅地」「1,000万円以内」などと条件を追加していくと、1年どころか2年、3年待っても希望の土地は出てきません。
これから一生住む場所ですから、妥協できない気持ちはわかります。
しかし、小学校に通うのは、ほんの6年間。これから何十年と住むうちの、たったの6年間です。
それも、長距離を歩くのが大変なのは低学年のうちだけ。子どもは大人が思っている以上にたくましいもので、登下校の時間はむしろ遊びの延長です。
妥協できないからこそ、優先順位など根本を見直してみることも大切です。
もし条件に合う土地が見つからないようであれば、少しだけエリアを広げてみる、ほかの校区も視野に入れてみるなど、選択肢を広げてみてはいかがでしょうか。
エーシングループでは、土地を含め不動産全般取り扱っております。優良な土地も多数ございますので、土地探しもあわせてご相談ください。
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