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2023.11.21

住まいづくりコラム

「無垢フローリングの掃除は大変」って思っていませんか?

こんにちは、永森建設です。

近年、自然素材が人の体や心に与える影響が、見直されつつあります。
以前の記事でも触れましたが(『永く住める家、永く住みたい家』参照)、今あらゆる分野でサステナビリティ(持続可能性)がキーワードとなっており、住宅業界でも天然の素材を使ったインテリアや雑貨が“サステナブル素材”として、ここ数年のトレンドとなっています。

サステナブル素材

前回の記事でもお伝えしたように(『薪ストーブを体験してみたい方は永森建設へ!』参照)、無垢のフローリングには蓄熱性があり、その温かな質感が味わいある見た目と相まって、今も根強い人気を誇っています。
しかし、

「無垢の黒ずみは、もう落ちないの?」
「隙間のゴミは全部、爪楊枝で掻き出さないとダメ?」

など、「無垢の床は掃除や手入れが大変そう」と、興味はあるのに敬遠してしまっているという方はいませんか?

基本的には、無垢フローリングも汚れやゴミをためないよう注意すれば大丈夫。過剰な水拭きや特殊な洗剤は必要ありません。

汚れやゴミをためないこと

注意点としては、床にこぼれた水分や油分はシミにならないよう、浸透してしまう前に拭き取ります。
ただし、無垢の床なら多少の水気は調湿できますし(『夏でも足裏が気持ちいい、無垢フローリング』参照)、油分も少しであれば表面を覆う自然な艶となります。
神経質にならずに、おおらかな気持ちで見守りましょう。

また、これから冬の間は気温が下がるので無垢が収縮し、板と板の間に隙間ができてきます。
つまり、今が掃除のチャンス!

とはいえ、水拭きしすぎると、かえって埃が水分を含んで隙間の中で固まってしまいます。化学モップは便利ですが、黒ずみの原因となってしまうことも。

だから、掃除といっても掃除機をかけたり、ほうきで掃いたりを日課にするだけで十分です。隙間に埃やゴミをためなければ、爪楊枝をもって家中ウロウロする必要もありません。

難しく考えずに、まずは無垢の特性を知ること。そして、無垢と上手く付き合う方法を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。

2023.11.21

住まいづくりコラム

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