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2019.12.07
スタッフブログ
屋根の見えない工夫について
こんにちは、工務課 三谷です。
先月、敦賀市で上棟を行いました。
Y邸ではケラバ(屋根の斜めになっている側の外壁から出ている部分)
の屋根タルキに「ハシゴ組」「扇タルキ」(タルキの配置方法)を採用しております。
一般的な小屋組だと母屋の上にタルキを打ち、破風板(屋根の妻側に山形に付けられた板のことで、風や雨の吹き込みを防止する板のこと)を取り付けます。
軒天を張る場合、母屋を隠すように破風板を取り付けるため、破風板の成(高さ、巾)が大きくなります。
家のデザインによってはわざと破風を大きく見せる場合もありますが、最近では破風を薄く、屋根を薄く見せるデザインが多くなってきています。
そこで永森建設では現場に応じてケラバ屋根のハシゴ組、また強度を持たすために扇タルキを採用する場合もあります。
昔ながらの技術を応用しさまざまなデザインに対応できるよう日々考えています。
写真のハシゴ組、扇タルキは軒天を仕上げると隠れてしまいます。
見えないところにもいろいろな工夫がされています。
工務課 三谷
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