エーシングループ
代表取締役
永森 芳信
電気工事について
今日は電気工事について。
当社は電気工事についても施工マニュアルがあります。
下部の写真のように隅から隅へ直線で走るのではなく、天井裏の構造につたって鍵型に配線します。
電気の線も手間も、2倍も3倍もかかってきますが・・・。
【他社施工】
こちらは他社施工の写真です。
喚起口の上に線が這わせてあります。
線がごちゃまぜになってわからなくなっています。
セルロースファイバー(断熱材)の中に電気の線が這っています。
こちらは、ただ天井裏に線を転がしてあるだけで、
その上にセルロースファイバーを吹き込んだため、断熱材から線が出ているのです。
線が結束されていないので、修理や点検で線を引っ張った際に、
ロックウール(断熱材)が浮いたり、表面が破けてしまったりします。
天井にロックウールやグラスウールがただひいてあっても、電気の線がきちんと施工されていないと、電線が下に入ったり断熱の間に入ってしまったりするため、断熱効果が薄れてしまうのです。
特別、セルロースファイバーの薄いところは温度差が出来、内部結露する可能性があります。
【当社施工】
こちらは現在当社で工事中のお宅です。
構造材に線を這わせ結束させ、断熱材はシートで囲います。
線がきちっとしてあれば、断熱工事もスムーズになりますね。
断熱材の厚さが均一でないと、断熱効果の薄いところが出来てしまいます。
ですので、一概にコストの高さ・安さでは決めてはいけないのですよ。
当社も10年ほど前から徹底的に指導・指示をし、さきほどの写真のように完全施工をしております。
それは将来にわたってお客様のことを考えているからです。
ご自宅の天井裏をのぞいてみてください。
その会社の良し悪しがわかりますね。