永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 年を新たにして、再度思うこと。 ~素材力~その2

    今日は2つ目。

    木には伐採時期(伐り旬)がとても大切です。

     

    一般的に樹木の伐り旬は、樹木の成長が緩慢になる時期、

    つまり根からの水の吸い上げが減り、樹液の流動が少なくなる秋から冬に掛けて、が適切であるとされています。

    この伐り旬を間違えると、木に虫が入ったり、製材したときの色上がりが悪かったり、木肌に艶がなかったり、商品としての価値がなくなってしまいます。

     

    伐る時期を大まかに言うと、100年前後の古木は盆過ぎから12月頃までで、50年までの木で間伐や間引きをするときは10月から2月頃までの間で、八専を除きます。

    詳しくは、当社HPの住まいの勉強会 江端林業 代表 江端 俊慧氏の木を伐る時期と耐久性をご覧下さい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     森林ツアーの様子

     

     

     

     

     

     

    また年2回開催される森林ツアーにお越しいただけますと、美味しいお肉を食べながら、美しい自然に囲まれながら、その点をじっくりお聞きいただけるかと思います。

     

     

    「八専に竹伐らず」という言葉があります。
    暦の上の選日で、八専の期間に竹を切ると、その竹は腐りやすく、虫が付きやすいといいます。

    また、「八専の日に白菜や大根を取るな」と亡き母はよく言っていたものです。

    八専に竹伐らずと同じ意味合いで新月伐りという言葉もあります。

     

    私たちが使っている池田杉や河田杉というのも伐り旬で八専を除き、伐採をしています。

    先人の知恵を大切に守っているのです。

     

     

     

     

     

     

    池田の山

     

     

     

    伐採した後、杉については翌年の梅雨時期までに葉枯らをします。

    なぜ梅雨時期を跨がないかというと、梅雨を過ぎると虫は動き出すため、その影響で木材に虫が入りやすくなるのです。

     

    葉枯らしの後、速やかに製材をかけ、柱については半年ほど、横架材については半年から2年の間、当社の工場で散積みし、1200坪もある乾燥土場で風に当て天然乾燥させます。

    手間を惜しまず、昔の言いつけを守り、その木その木の特性を生み出す工夫をしています。

    このようにして光沢ねばりのある、耐久性の良いタフな材料になるのです。

     

     

     

     

  

永森建設株式会社を中心とするエーシングループが、皆様の「住まいづくり」に関する全てをサポートいたします。お気軽にお申し込みください。