エーシングループ
代表取締役
永森 芳信
第8回 私が心がけていること。そのことを社員にも望む。
仕事を受けたら、日付(いつまでに)と時間(その日のうちの何時まで)を決めましょう。
「来週中」といったような漠然としたものではなく、「いつまでに仕上げる」ということを明確に出来なければなりません。
仕事には〆切があり、必然的に仕上げなければならない日時というのは明らかです。
つまり明日以降で間に合うか、今日中にやらなければならないものかということはすぐに分かるはずなのです。
では〆切が明確になったら、次に始めるのは今日中にやらなければならないことをピックアップすることです。
そしてその日のうちに終えられるよう、それぞれの仕事にどのくらい時間がかけられるかを自分で設定しましょう。
仕事ができる社員は、時間を意識しながら仕事を行うので、ほとんどの場合着実に〆切に間に合います。
これが「〆切効果」といわれるものです。
集中力を高め、自分を上手に追い込む一番の方法は、終わらせる時間を設定し「時間の〆」を持つことです。
試験のときに、設定された時間内ですべての問題を解くことと同じです。
一つの仕事に〆切を与えると、自然と効率が上がります。
自分を鍛えることによって短い時間で処理することができるのです。
このような仕事を続けていくと、仕事ができる社員になり実力に大きな差が出来てくるのです。
全ては自分の為なのです。