永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 住宅に関連したシックハウス症候群・アトピー性皮膚炎について(3)~集成材について~

    最近数多く使われている集成材についても、接着力が今後100年持つかどうか疑問はあり、

    その接着剤の中には前回述べたホルムアルデヒドを筆頭に4物質が含まれています。

    構造材に集成材を使うということは、私は断じてお勧めできません。

    何故お勧めできないかという理由を簡単にまとめました。

    ①     辺材部分(白太)が多い

    ②     接着剤の使用(100年持つか?)

    ③     間伐材(若木のため安定せず、内部に養分が多いため腐りやすい)

    ④     伐旬(伐る時期) 木には伐る時期があります。伐採時期は木の成長が止まる秋から春先までです。(それ以外は成長時期のため木が腐りやすいのです。)

    伐旬について詳細は当社のHP「住まいの勉強会」の江端林業 代表 江端 俊慧氏 「木を伐る時期と耐久性」をご覧下さい。江端氏は、当社の森林ツアーで皆様にご覧になっていただいている山を管理されている山主さんです。

     

     

    以上の問題がムク材と違い、数多く存在するのです。

    また、集成材は衝撃に弱く、建前時に雨に当たりますと、

    白太部分が多く人工乾燥のため水分による膨張が大きいことも問題です。

    この下の写真をご覧下さい。

     

     

     

               

     

     

          

     

     (林材新聞社より)

     

     

     

     

     

    当社のHPの「とってお木の話」でも掲載しておりますが、屋外での木材腐朽テスト(3年目)によると、

    ホワイトウッド(集成材)は3年で全体がまんべんなく腐ってしまいぼろぼろの状態です。

    4年目の現在は朽ち果ててほとんどありません。

     

    公的研究機関の独立行政法人森林総合研究所の腐朽ランキングでも

    ホワイトウッドは最も腐れ易い「極小」に位置づけられています。

    ただ、住宅の柱などに使用する場合は3年でぼろぼろになるということはありません。

     

    しかし、この写真を見るとホワイトウッドを住宅に使用した場合、

    何年ぐらいから腐れがひどくなるのか、誰でも心配になってくるのです。

    特に日本は先進国の中でも住宅寿命が一番短く、年間の湿度が平均で74~75%ある福井の高温多湿の気候で構造材としてホワイトウッドを使用した住宅が50年、100年と耐用年数があるとは思えないのです。

     

    ところが住宅メーカーの都合だけを考えて、数字的には地震に強い・クレームが少ないという点だけを説明し、一番大切な“腐れに弱い”という欠点を説明しないところに大きな問題があります。

    こうした住宅の構造に関わる重要な点が説明されないことは、

    将来住宅の腐れによる大きな損害をこうむるかもしれないという選択肢を消費者から奪うことになるのです。 

    本心を知ろう。

    そして見極めよう。

    大切な大切な自分たちの家だから。

  

永森建設株式会社を中心とするエーシングループが、皆様の「住まいづくり」に関する全てをサポートいたします。お気軽にお申し込みください。