永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 素材について(1)

    沢山のことを伝えたいがために、今回のブログは3部に分けてお話します。

    今日はその1部、素材についてです。

     

    家に集成材や合板や建材を多く使っていると、

    エアコンの使用によって、知らぬ間に体温を下げてしまうことがよくあります。

    体温の異常低下は体に害を及ぼしますが、それは家の素材によって大きく左右されます。

    天然木材の保温性と断熱性が抜群に高い理由は、木材の中にある空気層が多いためで、

    人工的に造られた樹脂加工材(建材)は空気層もなく、

    素材そのものが呼吸しないため冷たくなります。

     

    この違いは、住宅の床材のことを考えるとよくわかります。

    建材のフローリングは季節問わず、スリッパをはかないと冷たく固く感じられ、

    足がれることを経験されている方も多くいらっしゃるかと思います。

    ムク材ならば、素材そのものが暖かさと涼しさを生み出すので、

    床に直接座っても冷たく感じません。

    床暖房でもしてあるのですか」とよく聞かれるほどです。

    冬でも、素足のままで十分寒くありません。

    こうした住みやすい家の素材は例外なく人に優しいものです。

    その素材とは木・土・木綿と石のような、人類誕生の頃からある材料なのです。

    ただ天然素材を使えば傷がつき、

    その傷がいやでウレタン樹脂を塗った建材を使用する人もいます。

    本物そっくりの木目がきれいな人工建材を使うのです。

    家も車もそうですが、人が使えば大なり小なり傷はつきます。

    でもそれは問題ないのです。

    そんなことより、住宅にはぬくもりを大切にして欲しい。

    また、ムク材は傷がついたとしてもそんなに気になりません。

    人工建材は、表面はきれいですが、中は圧縮材のため傷が目立ち、修復が難しいものです。

    また、ワックスを掛けないと美しさを維持できません。

    初期購入時は少し高くつきますが、長い目で見れば安く済むのです。

     

    ただし、私は全て建材が悪いといっているわけではありません。

    ムク材・建材の良い点・悪い点があることを知り尽くし、適材適所で判断すべきなのです。

    当社の設計・コーディネーターは全てのことをよく知っておりますので、

    予算に応じて質感・色合い・感触等で判断してくれると思います。

    ただ、皆さんが集まる部屋(リビングや奥様がいつも立っている台所)には、

    せっかくだからムク材を使って欲しいのです。

     

    次回は素材によって大きく関係する、

    シックハウス症候群アトピー性皮膚炎についてお話します。

  

永森建設株式会社を中心とするエーシングループが、皆様の「住まいづくり」に関する全てをサポートいたします。お気軽にお申し込みください。