永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • ~最近つくづく感じること(9)~次世代省エネルギー基準対応の健康断熱材について。   

    次世代省エネという言葉をご存知でしょうか。

    今日は、”高気密・高断熱化で、温環境のバリアフリー、家中いつでもどこでも快適空間”

    がうたい文句である「フォームライトSL」という断熱材のお話です。

    フォームライトSLについて私の感じたことについてお話をします。

     

    当社は発泡ウレタンの施工は認めておりません。

    以前、温度差による結露で問題が生じたため行っておりません。

    ただし、強制換気をしている場合は除きます。

     

    今回のフォームライトSLについては、

    下記のように今までにない活気的な発泡ポリウレタンであることを

    BASF INOAC(ビーエーエスエフ イノアック)ポリウレタン株式会社の担当の方はおっしゃっていました。

     

    ①現場での吹き付け施工

    FP工法のようなパネル式ではありません。

    パネルとパネルを接着し、空気がもれないようにテープを貼るのですが、

    フォームライトSLは現場で吹き付け施工にて行う為、その必要がありません。

    以上の事から空気漏れが非常に少ないのです。

     

    ②フォーム内部の空気率が99%

    フォームライトSLは内部の99%が空気であり、

    その空気で断熱をしていますから断熱性能の劣化がありません。

    また、現場発泡で構造躯体にぴったり密着しますので、

    構造体の温度変化や劣化による伸縮にも柔軟に対応。

    長期にわたり剥がれたり、隙間ができたりすることもありません。

     

    ③高度な断熱・気密化は結露を防止し、建物そのものの耐久性を向上させる。 

    断熱性(Q値)は1.8~2.5で、次世代省エネ基準レベルの2.7以下に適しています。

    同じく、気密性(C値)は0.5~2.0で、次世代省エネ基準レベルの5.0以下に適しています。

     

    ④ホルムアルデヒドなどによるシックハウス(健康被害)も心配ありません。

     

    ⑤フォームライトSLの気密性は、今まで隙間から入り込んできた外部の騒音や、

    気になる内部の生活音の漏れをシャットアウトします。

    音漏れのない静かな生活環境を維持します。

     

     

    私は今回話を聞き、今までの考え方を一部変えなくてはいけないなと思いました。

    ただし、私には住宅に対しての基本姿勢があります。

     

    ①私は、寒いときには少しくらい寒い方が、暑いときには多少暑い方が、

    自然であり生理的にも適してと思っています。

    よって、高気密・高断熱というのは体を弱め、

    強いては子供の成長のためにも良くないと思っています。

    (温室育ちは体を弱めるのです。)

    風通しがよく、明るく、健康的な家族で長持ちする家作りを目指しているのです。

    そういうソフトな面を大切にしたいと思っています。

     

    ②木材をウレタンで囲ってしまいますと、木材への影響が心配になります。

    その担当者は「影響はない」とお話されておりましたが、

    この製品が発売されて日が浅いため、実例がありません。

    私は木材の劣化のことがやはり多少心配です。

     

    ③セルロースファイバーのように、

    内部結露20年保証付という保証がないことも気になります。

     

    ただ、

    選ぶのはお客様なので、利点と欠点を当社の社員もよく理解し、

    お客様に十二分にご説明をし、判断していただくことが大切なのです。

     

    今回のことで「ウレタンを断熱材として使用しない」という当社の考え方は、

    一部修正するつもりです。

    もう一度、幹部社員・品質管理長・工務担当社員・設計社員で話し合いの場を持ち、検討する予定です。

     

    企業の成長は進化することに成り立ち、

    いつまでも井戸のかわず(・・・)ではいけないのです。

     

  

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