永森芳信の本物志向

永森芳信

エーシングループ
代表取締役
永森 芳信

  • 「教えるってなぁに?」-人の育て方-

     

    4月に入り、当社も11名の新人を迎えることとなりました。

    新卒生11名という大人数は当社もはじめてのこと。

    総務課の社員も、新人教育をどうしたらよいのか

    迷いながらも試行錯誤しているようです。

     


    (研修の様子)

       

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    「匠の会」という当社の大工の会の一人に、

    実に上手に弟子を育てている棟梁がいます。

    棟梁から巣立ち、すでに一人前になっている大工も

    当社で働く有望株のひとり。

     

    その棟梁が、2年前に新しく子方(弟子)を迎えたのですが、

    当初は動きものみ込みも悪く、

    「ボーっとしているな、ちゃんと育つのかな

    というのがはじめの印象で、やる気も感じられなかったので、

    ほんとにできるようになるのか?と不安でした。

     

    それが2年後の今、建前の様子を見ていても実に動きがよく、

    次に何をすればよいのかを察知し、

    人に指示されずともテキパキと段取り良く働いていたのです。

    なぜ彼はここまで成長できたのか?

     

     

    棟梁に理由を聞くと…

     

    「弟子を教えるのに、出来ても出来なくても、3年の期限を自分の中で設けている。」

     

    との事。

      

     

    そして見ていると、とにかく建前の応援に行かせているようです。

    本人のやる気や努力も、もちろん必要ですが、

    いろいろな現場に行けば、必然と他の棟梁たちの仕事のやり方や、

    いろいろな施工技術を目の当たりにするわけです。

    特に「3年で覚えろ」や、「他の大工さんの仕事を習ってこい」

    といった指示は出していないそうで、

    彼なりに他の大工さんの技や動きを盗み、工夫していったのでしょうね。

    その結果が今の彼を作り出したといえます。

     

    これは棟梁の元子方だった大工に聞いたのですが、

    難しいといわれている和室を早いうちから任せてもらえたそうです。

    そのことで、責任感と信頼関係を生み、

    自分への自信に繋がっていったのだと思います。

    新人に何かしらの成果を生み出させることは成長へとつながり、

    また、成果を出すことができれば達成感が高まります。

    すると「もっと深く仕事を知りたい。もっと創造的な仕事がしたい」と

    今度は探求心が出てきます。

     

    会社全体で人を育てるという雰囲気が出来ていることも重要ですが、

    まずは教える側も教えられる側も、期限と目標を持つこと

    期限内に目標を達成するために、

    次は何をすべきかを考えながら行動すれば

    いつしかそれが習慣となり、

    そして、仕事や自身の生活にも豊かさが生まれますよ^^

     

     

  • 「仕事ってなぁに?」 -仕事の見つけ方-

     

    この頃、つくづく人って考え方でこんなに変わるんだなぁと

    しみじみ感じています。

     

    当社には社員の見本となる人材、Aさんがおります。

    Aさんには経理の仕事で当社に入ってもらったのですが、営業、設計、工務、その他いろいろな部署に口をはさみ、自分の仕事をどんどん増やしていくのです。

    一体この子は何がしたいのか?何が言いたいのか?

    疑問に思っていました。

    そんな状況でも自分の仕事を疎かにすることなく、

    しっかり経理事務をこなしてくれていたので、

    頼もしいと思う反面、どこまで首を突っ込むのだろう…と心配だったのです。

     

    毎週木曜日に行っている朝礼でAさんが当番の時でした。

    朝礼当番の者が近況報告などの一言を発表するのですが、

    その時Aさんはこう言いました。

    「私の仕事は経理ですが、他の部署のことについてもいろいろ関わりを持つようにしています。他部署を知らないと、自分の仕事との関係や流れが分からない。経理の仕事に活かしきれない。仕事をまとめられない。

    経理の仕事を知るには、他部署の仕事を知らなければ、今やっている仕事の意味を理解できないからです。」

     

    こんな考えをもっていたのか! と、感心しきりでした。

    自分の仕事以外の仕事を把握し、自分の仕事と関連付け、仕事に広がりをもたせる。

    常に探究心を持つことが、仕事のおもしろさややりがいへとつながり、会社の活性となります。

     

     

    そんなAさんですから、いろんな人が頼っていきます。

    どんなに自分の仕事が忙しくても、

    「やっとくよ。」の一言。

    「できません」「分からない」とは言わない。

     

     

    分からないことは自分が納得するまで徹底的に調べ、仕事の流れを理解し、新人教育などの教える側の立場に立っても分かりやすく的確に、その人に合わせた教え方ができている。

     

    ですから今までの経理事務の3倍は仕事をこなしており、効率もあがっています。

    「忙しくないか?」と聞いても、

    「忙しくはありません。時間が足りないだけです。」とのこと…

    人に厳しく()、自分にはもっと厳しい。

    まったく、脱帽です。

     

     

    Aさんを頼っていた社員たちへ。

    たまに言うAさんのひとこと。

    「私は便利屋さんなんです。」

    Aさんに仕事を頼んだとき、そんなことを思わせていなかったか、

    今一度、胸に手を当てて考えてほしい。

    自分でできることは自分で処理し、

    分からないことは自分なりに分かるまで調べる。

    そうやって仕事を自分のものにしていく

    自分の仕事じゃない仕事は、会社にないんだ!

    それくらいの勢いで日々の仕事に向き合ってほしいものです。

     

  • 永匠会

     

    2月にホテルフジタにて『永匠会』の総会が開催され、

    久しぶりに出席いたしました。

    永匠会』とは、当社に協力してもらっている業者73(永友会)

    大工52(匠の会)、総会員数127名が所属している会で、

    つくづく大きい会になったなぁと感慨深い思いでした。

     

     

    総会の中で今期の目標方針として改めて伝えたことは、

    「当たり前を徹底しよう!」という事。

    あいさつ、清掃、整理整頓、顧客対応、服装、言葉遣い、

    約束やルールを守るなど…

    誰もができる「当たり前」が、意外とできていないことが多い。

    これがきちんとできていれば自分が気持ちいいだけでなく、

    仕事も、人も、最終的にはお金もついてくる。

    意識して行動しクセにしてしまえばいいのです。

     

    ちょっと厳しいようですが…

    総会後の親睦会にて、お酒も少々入り穏やかに済んだのですが、

    体制は整っているようだが質が墜ちてきたのではないか、

    烏合の衆になりかけているのではないか、と不安を感じました。

    少々愚痴も聞こえてきますしね。

    頼みやすく工期も守るからというだけの、お友達感覚になりかけている。

    ただ口を開けて仕事を待っているだけでは協力会社とは言えないのです。

    馴れ合いならず、永森で何が出来るかを考え、

    お互いを高め合い改革していく会であってほしいと願っています。

     

     

    また、親睦会では一年間尽力してくれた方への表彰式もあり、

    今回は次の方々が受賞となりました。

     

      ★匠の会MVP 加藤 永俊 様

        <受賞理由>

          施主対応や技術力の高さ。

                    妥協しない施工とひたむきな姿勢。

          誰からも愛される人柄。

      ★永友会MVP 株式会社長谷工業 様

        <受賞理由>

          リスクのある職種の中で整理整頓が行き届いており、

          どの現場でも施主から褒められる礼儀正しさ。

          解体において活かせるところを残す判断力と、

          解体の段取りの良さや丁寧さ。

      ★永匠会賞 有限会社西口建設 様

        <受賞理由>

          会社組織をよく把握しており、より良くする方法の提案と 

          それを実践する行動力。紹介活動などの橋渡しに貢献。

      ★社長特別賞 南 貴裕 様

        <受賞理由>

          何事にもプラス思考。

          段取りの良さと確かな技術力、誠意ある対応。

          施主や業者とのコミュニケーション能力の高さ。

     

     

     

     

                                                                                           

    今回は比較的、若手の受賞となりました。

    当社社員もそうですが、若手の人に是非とも目標を掲げ頑張っていってもらいたいものです。

     

    全業者が生き残るために目標を決め、ゴールを共有、共感し、行動を検証し改善していく。

    「いい家をつくりたい」という強い信念を持っていると、おのずと周りがついてきます。

    情熱を持ったスタッフが集まり、各々がお客様にとっての最良の家を考える。

    その一生懸命さが快適性や安全性を究め、お客様の満足へ繋がっていくと私は考えています。

     

     

  • 平成28年度 就職戦線スタート!

      

    先日、当社の人事採用担当者と、福井の大学や専門学校の就職担当の方

    への挨拶回りに、はじめて同行しました。

    そこで最近の学生の動向を聞いたところ、まず地元の企業に勤めたい。

    それから、転勤族にはなりたくないとの事。

    少子化の影響からでしょうか、

    親御さんも地元に残ってほしいという思いが強いようです。

     

    当社は県内中心の企業で、年商50億を目指して頑張っております。

    おかげ様で認知度もあがってきたようで、

    大学教授、就職担当者の方々からも好印象を持っていただけているようで、ありがたい限りです。

    この4月に新入社員を迎えると社員数は総数89名となり、

    26年前に家内と2人で創めた時のことが懐かしく、またその分、

    大なる責任を感じています。 

     

     

    以前は即戦力となる中途採用を主にし、

    設計を重んじていたため、設計のみ新卒採用していましたが、

    近年は他部署にわたって新卒の社員を迎え入れています。

    新卒の場合、一人前になるにはおよそ5年かかるといわれています。

    通常、自分で仕事を見つけるのに1年、仕事を工夫するのに3年、

    会社で収益をあげるのに5年といったところでしょうか。

    ただ建設業となると、一通りを行い身につけて会社に収益をあげるまでに10~12年。

    ほかの企業に比べ倍以上の時間を費やすのですから、

    辛抱および好きだという事、誇りを持つことが必要です。

    確かに、ハウスメーカーのように型が決まっており、どちらかというと

    こなすだけの仕事ならば、一般の会社と同じように5.6年です。

    しかし面白味がありません。

    大学のリサーチによると、大手ハウスメーカーやゼネコンでは

    勤続年数3年での離職率が3割近くになるそうです。

    入ってはみたが、自分の思いと違っていたためでしょう。

     

    時間をかけて一つ一つ違う作品を造り上げていく。

    だから深みがあり楽しいのです。

    また楽しいから長く続くのです。

    その面白味を知るまでにはいろいろな壁にぶち当たります。

    その壁の上にあがるか、ぶち破るか、

    あるいは別の道を行くかは自分次第。

    いいなと思ったことは人まねすることが一番で、

    それを自分でちょっと工夫してみることですね。

    当社の離職率は低いですよ。寿退社は別として…

     

     

    今年度、福井県が取り組んでいる『子育てモデル企業』と

    『ふくい女性活躍推進企業』にも認定されました。

    男性社会のイメージが強い建設業界ですが、

    女性目線の住まい方、気配りなど、

    ここ最近は女性の意見の方が大切になってきています。

    当社も4割が女性社員で、活躍してくれる場が多くなってきており、

    仕事と家庭の両立やキャリアアップできる働きやすい環境づくりも

    行っています。

     

    社員一人一人が住まいづくりへの熱い思いだけでなく、

    技術、知識、向上心をもって「お客様が心より誇れる住まい」を目指し、

    自分を極めることが、やがてお客様の理想の住まいや暮らし方を実現するチカラとなり、それが自信となって自分のところへかえってきます。

    そんな自分の成長を夢み、

    当社の住まいづくりに興味・関心のある人材を待っています。

     

     

    ここで一句。

     

    『あーうれしや やりがいみつけ 5年生』

     

    ながもり田吾作

     

  • 一歩前へ飛び込む勇気 -ファーストペンギン-

     

    ご無沙汰しておりました。久しぶりのブログになります。

    実は少し体調が思わしくなかったもので、

    少々筆不精となっておりました。

    やはり健康第一、元気が一番です。

    現在の体調はすこぶる良好ですので、ご安心ください^^

     

    私が思っていた以上にこのブログを心待ちにしてくださり、

    いろいろなところで、なぜ書かないの?とのうれしいお声を

    いただきました。

    心新たに書きまくりますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

     

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    社員ブログでも伝えているようですが、

    毎年年末に、社員に発表しております会社の標語。

    2016年の標語は

    挑戦する勇気、継続する勇気、一歩前へ出る勇気』としました。

     

    そして併せて社員に伝えたのは、

    ファーストペンギンになりなさい」という事。

     

     

    朝のドラマでも話題になっていたようですが、ペンギンには面白い習性があって、群の中の一匹が海に飛び込まないとみんな氷上に留まったまま動かないのです。

    どんな危険があるか分からない海の中に、最初に飛び込むのはとても勇気のいることです。

    海にはペンギンの天敵であるシャチやトドなどの肉食獣が、飛び込んでくるペンギンを待ち構えているかもしれない。

    でもペンギンも飛び込んで魚を食べなければ生きていけない。

     

    そうした恐怖や迷いの中で危険を顧みず、

    勇気をもって群の中から一番初めに海に飛び込んでいけるペンギンを

    ファーストペンギン』といいます。

    このことから、リスクを恐れずに勇気を持って新しいことにチャレンジする人のことを『ファーストペンギン』と呼ぶようになったそうです。

     

     

    今までは、私の商売感覚を元にみんなに指示を出し、

    その指示に従って動いてくれていたところもありました。

    しかし、住宅市場での生き残り競争は更なる激化が予想されます。

    みんなでアイデアを出し、新たな商品開発をして進化していく。

    これからは、事業として未知の領域に勇敢に飛び込んでいかなければ

    会社の存続は見込めません。

     

    ペンギンたちのように命をもって挑めとはいわないけれども、

    失敗を恐れて動かずに後悔するのではなく、

    勇気を持って新しいことに挑戦し続けていってほしいのです。

     

     

    さて、永森の『ファーストペンギン』達は、

    いったい誰が先頭をきって飛び込んでくれるのでしょうか?

    私はセカンドペンギンになって見守っていきたいと思います。

     
     
      
     
      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      
      
      
     
      
      
      
     
      
       
       
      
       
      
       
       
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      
      
      
     
      
      
      
     
      
       
       
      
       
      
       
       
     

     

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