建物を受け継ぐ
とってお木の話
木は手入れ次第で、同じ産地でも全く違います。

木は産地が同じでも、きちんと手入れがされているか、
手間ひまかけて育てられているかによって、全く違うものになってしまいます。
植林から葉枯らし乾燥、伐採の時期など、それぞれが重要な意味を持っているのです。
永森建設では県産材の池田杉はもちろん、他の産地でも、現地に趣き山を見極め、
信頼できる業者様から木材を仕入れています。
木材の製造過程

永森の住まいは天然乾燥にこだわります。

木材を乾燥させる方法として、機械を使った「人工乾燥」と
太陽と風の中で自然に乾燥させる「天然乾燥」があります。
現在、多くの流通木材は効率とコストを優先し「人工乾燥」しています。
しかし強制乾燥させる「人工乾燥」には木材にとってデメリットばかり。
永森建設は天然乾燥にこだわり、自社工場にてじっくり乾燥させ、
含水率を定期的に測定・管理しています。
手間と時間をかけた乾燥によって、粘り強く色艶に優れた木材になるのです。
木材の強度を表すヤング係数は、公共施設でE70以上と定められていますが、
当社の木材の最高値はE102、平均でE86と計測されました。
強度がありゆがみにくいのが天然乾燥の木材なのです。

天然乾燥の特徴 人工乾燥の特徴
色つや
強 度
独特の色艶、香り。木の味わいが時と共に深まる。強度が劣化せず割れや反りが出にくい。 高温乾燥により木の繊維が死んでしまうため、強度に乏しく、色艶もあまり望めない。
変 色
腐 食
じっくり乾燥させるためカビが発生しにくく、虫がつきにくい。 高温乾燥により木材保存に大事な成分が抜ける事で、細菌による変化や腐食が出やすい。
手 間 山で葉枯らし乾燥6ヶ月以上、自社工場6ヶ月以上と長い時間がかかり、手間を要する。 樹種や用途に合わせて温度湿度を調節でき、短時間で乾燥できる。

天然乾燥も人工乾燥材も
割れは生じますが、
どちらも強度に問題はありません。

集成材とむく材は、全く違う木なのです。

木造建築に使われる木材には、むく材と集成材があります。
集成材にはホワイトウッドなどの外国産材を使うことが多くあり、
それらの木材を接着剤で再構成して作られた木質材料が集成材です。
ねじれや反りなどの狂いが少なく品質が安定しているため、
強度にばらつきが少ないのが特徴です。
しかし集成材に使われるホワイトウッドは腐りやすく湿気に弱いため、
接着力が低下し剥離する恐れがあります。
集成材は湿気の多い福井の気候には合いづらいのです。
むく材は建築材料となった後も生き続け、
強度だけでなく味わいや風合いも増していくのです。

屋外での木材腐朽テスト(3年目)で、集成材は崩れてボロボロに。
国産の杉や檜の白太も傷みが見られますが、赤身は全く腐っていません。
※林材新聞社より

木には赤、白があるのをご存知ですか。

木の中心部を赤太、外側を白太といいます。
赤太は年月が経ち成長が止まっていますが、
白太の部分は木材の樹皮に近く成長の途中です。
このため水分や栄養分が多いので、
湿気り虫がつき腐りやすいという面があります。
赤太は耐久性があり狂いが少なく、色合いも美しい高級材です。
構造に使う場合や湿気の多い箇所には赤太が適しています。

芯持ち材と芯去り材。。

木材には芯を持つ芯持ち材と、芯を含まない芯去り材があります。
芯持ち材は強度が強く、柱などの構造材によく使われます。
芯去り材は暴れにくいので土台や梁といった横架材に使います。
赤太で芯去りの木は、中心を外した赤身の部分ですから、
相当大きな木でなければとれません。
基本は赤太で芯去りの大きい成熟した木が良いのです。
同じ材料でも適材適所で使っていくことが重要なのです。

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